特許
J-GLOBAL ID:200903078654207148

車両の障害物警報装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-055967
公開番号(公開出願番号):特開平7-262499
出願日: 1994年03月25日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】【目的】 不要な状況での警報を極力減らし、真に必要な状況では確実に警報可能として警報効果をより向上させた車両の障害物警報装置を提供すること。【構成】 障害物を基準とした自車両の相対的な推定走行曲線の半径Reを算出し、その半径Reと自車両の車幅データに基づいて所定の警報領域WA1を設定して、その警報領域WA1に障害物が所定時間存在する場合に警報処理を行う。また、自車両が旋回しているか否かの判断にステアリングセンサやヨーレイトセンサを必要としないので、構成が簡素でかつ低コストなシステムを構築することができる。また、カーブ半径Reの推定の際、センサ横方向分解能、反射ばらつき、スキャニング領域それぞれに起因する誤差についても好適に解消することができ、適切な警報エリアWA1を設定することができ、結果として誤警報をなくし、真に必要な状況における確実な警報の実現に寄与する。
請求項(抜粋):
車幅方向の所定角度範囲に送信波あるいはレーザ光をスキャン照射し、障害物からの反射波あるいは反射光に基づいて、自車両と障害物との距離をスキャン角度に対応して検出可能な測距手段と、該測距手段によって検出された距離及び対応するスキャン角度に基づいて、自車両に対する上記障害物の相対位置を算出する相対位置算出手段と、該相対位置算出手段によって算出された、同一障害物についての少なくとも2点の相対位置データに基づき、その障害物を基準とした自車両の相対的な推定走行曲線の半径を算出する半径算出手段と、該半径算出手段によって算出された半径と自車両の車幅データに基づいて、所定の警報領域を設定する警報領域設定手段と、その警報領域に上記障害物が所定時間存在する場合に、所定の警報処理を行う警報処理手段とを備えたことを特徴とする車両の障害物警報装置。
IPC (6件):
G08G 1/16 ,  B60R 21/00 ,  G01S 13/60 ,  G01S 13/93 ,  G01S 17/93 ,  G08B 21/00
FI (2件):
G01S 13/93 Z ,  G01S 17/88 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-016846
  • 車間距離検知・警報装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-344467   出願人:三菱自動車工業株式会社

前のページに戻る