特許
J-GLOBAL ID:200903078656937550

建物用排気ダクトの可撓継手及び可撓接続構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-190597
公開番号(公開出願番号):特開2001-021203
出願日: 1999年07月05日
公開日(公表日): 2001年01月26日
要約:
【要約】【課題】 免震階の上下において排気ダクトを柔軟に、しかも振動による破壊なく強固に接続する。【解決手段】 建物の上下の床F1,F2は相対振動可能な免震構造である。床F1,F2間の中間管要素1bを、それの上下で上下部管要素1a,1cに夫々可撓継手2,3を介して接続する。上方の可撓継手2は、フランジ板7を上部管要素1aに、また球面フランジ板9を中間管要素1bに夫々固着し、下方の可撓継手3は、フランジ板7を下部管要素1cに固着し、また球面フランジ板9を中間管要素1bに、弾性接続部12を介して管の延長方向に所定範囲で伸縮自在に接続する。地震で床F1、床F2間が水平方向に相対変位すると、ダクト1は、継手2,3の部位であらゆる方向へ柔軟に屈折して破壊を免れる。自在カバー5が常時蛇腹間4の接続部を包囲しているので、万一蛇腹管4の接続部が破損しても、排気ガスが建物内に放出されることはない。
請求項(抜粋):
建物の相対的に振動可能に構成された上下の階の床を上下方向に貫通するように設置される排気ダクトにおける上下の管要素間を可撓接続するための継手であって、上部管要素の下端部と下部管要素の上端部とを連通するように接続する蛇腹管と、この蛇腹管と前記上下部管要素との接続部を包囲するように、上下部管要素間に取り付けられるほぼ半球形の自在カバーとを具備し、この自在カバーは、前記上下部管要素の何れか一方の端部外周に固着されるフランジ板と、このフランジ板の外周縁部に基端縁が固着され先端側に向かって球形に途上まで収束するように延びる内外二重板構造の球面ホルダと、前記上下部管要素の他方の端部外周に基端縁が固着され先端側に向かって球形に途上まで拡開するように延びて球面ホルダの二重板間に摺動自在に受け入れられる球面フランジ板とを具備することを特徴とする建物用排気ダクトの可撓継手。
IPC (4件):
F24F 13/02 ,  F16L 1/00 ,  F16L 23/036 ,  F16L 27/10
FI (4件):
F24F 13/02 A ,  F16L 1/00 C ,  F16L 27/10 Z ,  F16L 23/02 C
Fターム (13件):
3H016AC01 ,  3H104JA07 ,  3H104JB01 ,  3H104JC08 ,  3H104JD02 ,  3H104LA03 ,  3H104LB04 ,  3H104LG07 ,  3H104MA08 ,  3L080AA08 ,  3L080AB01 ,  3L080AC01 ,  3L080AC02

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