特許
J-GLOBAL ID:200903078659018173
電力線終端回路および方法、ならびに電力線中継装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
三反崎 泰司
, 藤島 洋一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-092843
公開番号(公開出願番号):特開2004-304365
出願日: 2003年03月28日
公開日(公表日): 2004年10月28日
要約:
【課題】接続機器によらずにインピーダンスを整合させて屋内電力線を通信に適した状態にし、電気機器から電力線へのノイズを低減することを可能とする電力線終端回路および方法ならびに電力線中継装置を提供する。【解決手段】接続端35A,35B間に設けたキャパシタ33と、屋内電力線1Aの終端32Aと接続端35Aとの間に設けたインダクタ34とにより、電源電圧の周波数よりも高く通信周波数帯よりも低い周波数帯に直列共振点を有する直列共振回路を構成すると共に、インダクタ34と並列に屋内電力線1A,1Bの特性インピーダンスに相当する抵抗値を有する抵抗器31を設ける。負荷(電気機器5)の有無や種類にかかわらず、電力線終端回路30Uの入力インピーダンスが通信周波数帯において一定化され、電力線終端部でのインピーダンス不整合による反射が防止できるので、電力線通信の通信品質を維持できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
交流電源電圧と通信周波数帯の高周波信号とが重畳される一対の屋内電力線の終端部に設けられる電力線終端回路であって、
前記一対の屋内電力線の線間に設けられ、この屋内電力線の終端部に接続される電気機器における容量負荷の変動を抑制する第1のキャパシタと、
前記屋内電力線上に設けられ、前記第1のキャパシタと共に直列共振回路を構成するインダクタと、
前記インダクタと並列に設けられ、前記屋内電力線の特性インピーダンスに相当する抵抗値を有する抵抗器と
を備え、
前記直列共振回路が、前記交流電源電圧の周波数よりも高くかつ前記通信周波数帯よりも低い周波数帯に直列共振点を持つ
ことを特徴とする電力線終端回路。
IPC (3件):
H04B3/56
, H03H7/38
, H04B3/58
FI (3件):
H04B3/56
, H03H7/38 Z
, H04B3/58
Fターム (9件):
5K046AA03
, 5K046BA05
, 5K046BB05
, 5K046CC05
, 5K046KK04
, 5K046PS06
, 5K046PS11
, 5K046PS16
, 5K046PS51
引用特許:
出願人引用 (3件)
-
特開昭61-278221
-
特公昭44-019900
-
特開昭56-121342
審査官引用 (3件)
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特開昭61-278221
-
特公昭44-019900
-
特開昭56-121342
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