特許
J-GLOBAL ID:200903078659084150

水性ポリアミドアミン-エピクロロヒドリン樹脂の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-000431
公開番号(公開出願番号):特開2002-201267
出願日: 2001年01月05日
公開日(公表日): 2002年07月19日
要約:
【要約】【課題】 エピクロロヒドリン(EP)の分解物が反応系内で蓄積されることなく、ポリアミドアミン樹脂(PA:中間物)や低分子量域の樹脂を含むポリアミドアミン-エピクロロヒドリン樹脂(PAE)をリサイクルする、高分子量PAE濃厚液の製造方法の提供。【解決手段】 Mw3千以上のPAE、Mw3万以下のPA及びEP分解物を含有する水性混合液を、下記工程の順に処理する。(1)分画分子量が特定範囲である限外濾過膜により、EP分解物を主に含む透過液aと、高分子量PAEを主に含む濃厚液を得る;(2)透過液aをナノ濾過膜により、EP分解物を含む透過液bと、高分子量域が除去されたPAEやPAを含む濃縮液cを得る;(3)濃縮液cを特定MwのPA及びEPと反応させ、上記水性混合液を得る。
請求項(抜粋):
重量平均分子量が3000以上であるポリアミドアミン-エピクロロヒドリン樹脂、重量平均分子量が30000以下であるポリアミドアミン樹脂、及び、エピクロロヒドリンの分解物を含有する水性混合液を2種の膜により処理して、ポリアミドアミン-エピクロロヒドリン樹脂の濃厚液を製造する方法であって、下記の(1)〜(3)の工程からなることを特徴とする水性ポリアミドアミン-エピクロロヒドリン樹脂の製造方法:(1)分画分子量が約5000〜約30000の範囲である限外濾過膜により上記水性混合液を処理して、低分子量域の樹脂が除去されたポリアミドアミン-エピクロロヒドリン樹脂を主成分とする樹脂の濃厚液と、エピクロロヒドリンの分解物、高分子量域の樹脂が除去されたポリアミドアミン樹脂、及び、高分子量域の樹脂が除去されたポリアミドアミン-エピクロロヒドリン樹脂を含む透過液aとを得る工程、(2)工程(1)で得た透過液aをナノ濾過膜により処理して、エピクロロヒドリンの分解物を含有する透過液bと、上記の高分子量域の樹脂が除去されたポリアミドアミン樹脂及び高分子量域の樹脂が除去されたポリアミドアミン-エピクロロヒドリン樹脂とを含む濃縮液cを得る工程、(3)工程(2)で得た濃縮液cを、重量平均分子量が3000〜100000の範囲であるポリアミドアミン樹脂及びエピクロロヒドリンと反応させ、重量平均分子量が3000以上であるポリアミドアミン-エピクロロヒドリン樹脂、重量平均分子量が30000以下であるポリアミドアミン樹脂、及び、エピクロロヒドリンの分解物を含有する水性混合液を得る工程。
IPC (5件):
C08G 69/48 ,  B01D 61/02 500 ,  B01D 61/14 500 ,  C08G 59/10 ,  D21H 17/54
FI (5件):
C08G 69/48 ,  B01D 61/02 500 ,  B01D 61/14 500 ,  C08G 59/10 ,  D21H 17/54
Fターム (40件):
4D006GA03 ,  4D006GA06 ,  4D006JA57A ,  4D006JA67A ,  4D006KA17 ,  4D006KA52 ,  4D006KA55 ,  4D006KA57 ,  4D006KA63 ,  4D006MA01 ,  4D006MA02 ,  4D006MA03 ,  4D006MB05 ,  4D006MC63X ,  4D006PA01 ,  4D006PB20 ,  4D006PC80 ,  4J001DA01 ,  4J001DB03 ,  4J001EB08 ,  4J001EC77 ,  4J001EC85 ,  4J001EC87 ,  4J001FA01 ,  4J001FB03 ,  4J001FC03 ,  4J001GA13 ,  4J001GE01 ,  4J036AA02 ,  4J036AH04 ,  4J036AH15 ,  4J036FB13 ,  4J036KA02 ,  4L055AG87 ,  4L055AH17 ,  4L055AH37 ,  4L055AH49 ,  4L055EA19 ,  4L055EA30 ,  4L055FA30

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