特許
J-GLOBAL ID:200903078669382531
FM-CWレーダ装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-292430
公開番号(公開出願番号):特開平9-133765
出願日: 1995年11月10日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】複数物標のビート信号の分離と、相対速度計算精度の向上を図り、検知周波数範囲を可変にして、一定の物標距離レンジの検知範囲を確保する。また、最小限のFFTポイント数でビート信号周波数精度の向上を図る。【解決手段】FM-CWレーダ装置はFFT方式を用いまず高変調信号周波数で複数物標に対応したビート信号のスペクトルを分離,抽出し、次に低変調信号周波数で相対速度精度を確保する。変調信号周波数の変更に伴い、ビート信号周波数が変化しても一定の距離レンジを検出するようサンプリング周波数を可変にする。可変サンプリング周波数に対応し、その半分以上の周波数分を除去するカットオフ周波数可変のデジタルフィルタをもつ。またデジタルフィルタのサンプリング周波数をFFT演算器のサンプリング周波数に変換するため、ビート信号の波形情報を時間的に圧縮する波形間引き回路をもつ。
請求項(抜粋):
送信電波の周波数を三角波による変調信号により変調し、その送信信号の一部と物標からの反射電波との周波数差から得られるビート信号から、前記物標までの距離及び相対速度を求める検知手段において、はじめに相対速度によるドップラシフト周波数分を無視できる程度の高い周波数の変調信号で複数物標による複数のビート信号の周波数スペクトルに分離してビート信号を抽出し、次に変調信号の周波数を前記高い周波数に対してn分の1まで低くしてドップラシフト周波数分の影響を顕著にして物標の距離及び相対速度を求める変調信号周波数変更手段と、ビート信号周波数をFFT演算で求めるFFT演算手段と、変調信号周波数をn分の1に変更するとき、FFT演算のサンプリング周波数もこれに同期してn分の1に変更して検知周波数の範囲を変更し、一定の距離レンジの検知を行えるようにするサンプリング周波数変更手段を持つことを特徴とするFM-CWレーダ装置。
IPC (5件):
G01S 13/60
, G01S 13/34
, G01S 13/93
, H03H 17/02 671
, H03H 17/02 681
FI (5件):
G01S 13/60 D
, G01S 13/34
, H03H 17/02 671 C
, H03H 17/02 681 B
, G01S 13/93 Z
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