中高年層や女性向けの筋力トレーニング器具

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：江崎光史 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-179538
公開番号（公開出願番号）：特開2001-000579
出願日： 1999年06月25日
公開日（公表日）： 2001年01月09日
要約：

【要約】【課題】中高年層や女性が使用しやすいようなコンパクトな構造でかつ彼らに合った大きさの運動負荷に設定可能な筋力トレーニング器具を提供すること。【解決手段】本体部は、1本の外パイプ11と1本の内パイプ12とから構成され、この内パイプ12がこの外パイプ11に摺動可能に挿入されること、2本のバネ5は、この本体部の内部でその長手方向に沿って並設され、外パイプ11と内パイプ12とが反対方向に摺動すること、この摺動に対する反発力がこれらのバネ5から発生すること、この反発力は、使用者がグリップ1を把持して外パイプ11と内パイプ12とをS1方向に摺動させるか又は一対のロープ3をS2方向に引っ張るときに発生することによって解決される。

請求項（抜粋）：

【請求項01】長手方向に伸縮自在な本体部と、この本体部をその伸縮方向に付勢する弾性部と、この本体部の両端に懸架された一対の引張部とから構成された中高年層や女性向けの筋力トレーニング器具において、本体部は、1本の外パイプ(11)と1本の内パイプ(12)とから構成され、この内パイプ(12)がこの外パイプ(11)の内壁に沿って摺動可能に挿入されること、弾性部は、少なくとも1本のバネ(5)から構成され、これらのバネ(5)がこの本体部の内部でその長手方向に沿って互いに平行に並設され、この場合、外パイプ(11)と内パイプ(12)とが互いに反対方向に摺動すると、この摺動に対する反発力がこれらのバネ(5)から発生すること、この反発力は、使用者が本体部の両端にそれぞれ設けられたグリップ(1)を把持して外パイプ(11)と内パイプ(12)とを互いに反対方向(S1)に摺動させるか、又は使用者が一対の引張部を弾性部の長手方向に対してほぼ垂直方向にかつ互いにほぼ反対方向(S2)に引っ張るときに発生することを特徴とする筋力トレーニング器具。【請求項02】調整側バネ芯止(8)は、外パイプ(11)の内部に固定され、かつ、バネ受け(7)は、内パイプ(12)のこの外パイプ(11)と接する方の端部の内壁面に嵌着され、この場合、少なくとも1本のバネ芯(4)のそれぞれの一方の端部は、この調整側バネ芯止(8)に固定され、その各他方の端部は、バネ受け(7)を摺動可能に貫通して内パイプ(12)の内部に拘束されないで存在する固定側バネ芯止(9)に固定され、さらに、これらのバネ(5)は、その各バネ芯(4)を心棒としてそのバネ芯(4)に通されている状態で、調整側バネ芯止(8)とバネ受け(7)との間に並設されていること、この構造によって、本体部がその不使用時にバネ(5)によって伸びても、固定側バネ芯止(9)がストッパとして作用するので、外パイプ(11)と内パイプ(12)とが互いに離脱しないことを特徴とする請求項1に記載の筋力トレーニング器具。【請求項03】筋力トレーニング器具の重量は、 1.4 Kg 未満であることを特徴とする請求項1又は2に記載の筋力トレーニング器具。【請求項04】筋力トレーニング器具の重量は、ほぼ 600 gであることを特徴とする請求項1又は2に記載の筋力トレーニング器具。【請求項05】筋力トレーニング器具の全長は、 900 mm 未満であることを特徴とする請求項1又は2に記載の筋力トレーニング器具。【請求項06】筋力トレーニング器具の全長は、ほぼ 700 mm であることを特徴とする請求項1又は2に記載の筋力トレーニング器具。【請求項07】筋力トレーニング器具の運動負荷は、 45 Kg未満であることを特徴とする請求項1又は2に記載の筋力トレーニング器具。【請求項08】筋力トレーニング器具の運動負荷は、ほぼ 6 Kg であることを特徴とする請求項1又は2に記載の筋力トレーニング器具。【請求項09】本体部は、軽量のアルミニウム製であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の筋力トレーニング器具。【請求項10】平坦な底部を有するアダプタ(15)は、グリップ(1)に容易に脱着可能であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の筋力トレーニング器具。

IPC (2件)：

A63B 21/02 , A63B 23/035

FI (2件)：

A63B 21/02 , A63B 23/035 A

引用特許：

審査官引用 (2件)

特開昭55-026928
特開昭55-026928

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