特許
J-GLOBAL ID:200903078686699034
車体板金部品の補強構造
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-239681
公開番号(公開出願番号):特開2003-048567
出願日: 2001年08月07日
公開日(公表日): 2003年02月18日
要約:
【要約】【課題】 車体板金部品を、予め意図した強度分布で安定した高周波焼入れを可能とする。【解決手段】 リンフォース10の上平面部10aと両側の側壁部10b,10bとが交差する両角に、面取部10c,10cを設け、焼入対象領域とする。そして、リンフォース10の各面取部10c,10cに高周波焼入装置の誘導コイルを対向させ、面取部10c,10cとの間隔を焼入強度が飽和に達する加熱温度となる設定距離にセットして高周波焼入れを行う。これにより、リンフォース10の両面取部10c,10cが安定した温度で且つ焼入強度が飽和に達する温度に加熱され、冷却水によって急冷されて効果的に焼入れされる。面取部10c,10c以外の部位は、誘導コイルとの間隔が離れているために焼入れされず、且つ、焼入れされる面取部10c,10cの幅が端部側に向かって小さくなっているため、予め意図した通りの強度分布とすることができる。
請求項(抜粋):
高周波焼入装置による焼入処理を経て所定の強度分布を得る車体板金部品の補強構造であって、上記車体板金部品に、上記高周波焼入装置の誘導コイルと一定の設定距離に配置されて高周波焼入処理されたとき、電磁誘導加熱によって目標強度に焼入れされる焼入対象領域と、この焼入対象領域よりも上記誘導コイルとの距離が大きく、電磁誘導加熱による温度上昇が有効な焼入温度に達しない非焼入対象領域とを設け、要求される強度分布に応じて上記焼入対象領域と上記非焼入対象領域との幾何学的なパターンを設定し、設定したパターンに基づいて上記車体板金部品を予め形成することを特徴とする車体板金部品の補強構造。
IPC (5件):
B62D 21/00
, B62D 25/04
, C21D 1/10
, C21D 9/00
, H05B 6/40
FI (5件):
B62D 21/00 Z
, B62D 25/04 Z
, C21D 1/10 P
, C21D 9/00 A
, H05B 6/40
Fターム (17件):
3D003AA01
, 3D003AA05
, 3D003BB01
, 3D003CA33
, 3D003CA34
, 3D003CA35
, 3K059AA09
, 3K059AB28
, 3K059AC37
, 3K059AD05
, 3K059CD48
, 3K059CD73
, 4K042AA25
, 4K042BA01
, 4K042DA01
, 4K042DB01
, 4K042DC05
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