特許

J-GLOBAL ID：200903078694643315

定着装置

発明者： 松尾 和徳
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
代理人 (1件)： 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-122132
公開番号（公開出願番号）：特開2000-315034
出願日： 1999年04月28日
公開日（公表日）： 2000年11月14日
要約：

【要約】【課題】 複写機やファクシミリ、プリンターなどの静電記録式画像形成装置に使用される定着装置において、オイル等の離型剤を定着ローラに供給することなく、低コスト、メンテナンス性がよく、定着強度に優れ、高光沢の定着画像を得ることのできる定着装置を提供することを目的としている。【解決手段】 定着ローラ1の転写紙搬送方向の上流側に、非接触熱供給手段14を設け、非接触熱供給手段14の温度が転写紙6上のトナー7がゴム状領域になる温度以上になるように制御され、かつ定着ローラ1の表面温度が転写紙6上のトナー7がゴム状領域になる温度以上、粘性流動域になる温度以下になるように制御することにより、安価な構成で定着強度に優れた、高光沢の定着画像が得られる。

請求項（抜粋）：

転写紙上のトナー画像を熱定着するための加熱手段を有する表面が平滑な定着ローラと、この定着ローラに転写紙を押圧する加圧ローラと、前記定着ローラの表面温度を検出する温度検出手段と、設定温度に合わせ前記温度検出手段の検出結果に基づき前記加熱手段をオン・オフ制御する制御手段と、前記定着ローラの転写紙搬送方向の上流側に、前記転写紙上のトナー画像を非接触で加熱溶融するための加熱手段を有する転写紙への非接触熱供給手段と、前記非接触熱供給手段の温度を検出する温度検出手段と、設定温度に合わせ前記温度検出手段の検出結果に基づき前記加熱手段をオン・オフ制御する制御手段を備え、前記非接触熱供給手段の温度が前記転写紙上のトナーがゴム状領域になる温度以上になるように制御され、かつ前記定着ローラの表面温度が前記転写紙上のトナーがゴム状領域になる温度以上、粘性流動域になる温度以下になるように制御されることを特徴とする定着装置。

Fターム (10件)：

2H033AA02 ,  2H033AA09 ,  2H033AA36 ,  2H033BA01 ,  2H033BB05 ,  2H033BB15 ,  2H033BE01 ,  2H033CA04 ,  2H033CA07 ,  2H033CA30