特許
J-GLOBAL ID:200903078697383403

棒鋼の接合方法及び棒鋼の継手金具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-073849
公開番号(公開出願番号):特開平6-288040
出願日: 1993年03月31日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】【目的】 接合すべき棒鋼のねじに位相差がある場合でも、2個のカプラーで接合可能なねじ式の接合方法及び継手金具を提供する。【構成】 第1カプラー1の雄ねじ部1bに第2カプラー2の第2雌ねじ部2bを螺合した状態で、一方の棒鋼3の雄ねじ3aに第1カプラー1の雌ねじ部1aを螺合する。この時の第2カプラー2の第1雌ねじ部2bと他方の棒鋼4の雄ねじ4aの位相差θ<SB>0 </SB>を求める。第1カプラー1を第2カプラー2と一体に回転し、棒鋼3のピッチP<SB>1 </SB>の雄ねじ3aに沿って、位相差θ<SB>0 </SB>に応じた必要な移動量x移動させる。この時、位相差θ<SB>1 </SB>が加わる。次に、第2カプラー2のみ回転し、第1カプラー1のピッチP<SB>2 </SB>(<P<SB>1 </SB>)の雄ねじ部1bに沿って元の位置に戻す。この時、位相がθ<SB>2 </SB>ずれ、位相差θ<SB>0 </SB>とθ<SB>1 </SB>を打ち消す。位相が一致した状態で、第2カプラー2の第1雌ねじ部2aを、他方の棒鋼4の雄ねじ4aに螺合し、棒鋼3,4を接合する。
請求項(抜粋):
内面に接合すべき一方の棒鋼の雄ねじに螺合する雌ねじ部が形成され、外面に前記棒鋼の雄ねじのピッチより小さいピッチの雄ねじ部を形成した第1カプラーと、内面に接合すべき他方の棒鋼の雄ねじに螺合する第1雌ねじ部と、前記第1カプラーの外面の雄ねじ部に螺合する第2雌ねじ部とを2段に形成した第2カプラーとで前記一対の棒鋼を接合する方法であって、まず前記第1カプラーの雄ねじ部に前記第2カプラーの第2雌ねじ部を螺合した状態で、接合すべき一方の棒鋼の雄ねじに前記第1カプラーの雌ねじ部を螺合し、次いで接合すべき他方の棒鋼の雄ねじと前記第2カプラーの第1雌ねじ部との位相差を、前記第1カプラーと前記第2カプラーの一体の回転と、前記第2カプラーのみの回転との組み合わせにより実質的に0となるよう調整した後、前記第1カプラーと前記第2カプラーの一体の回転により前記他方の棒鋼の雄ねじに前記第2カプラーの第1雌ねじ部を螺合することを特徴とする棒鋼の接合方法。
IPC (2件):
E04C 5/18 102 ,  F16B 7/18

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