特許
J-GLOBAL ID:200903078701800995

X線CT装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-303292
公開番号(公開出願番号):特開平9-122111
出願日: 1995年10月30日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】X線またはΥ線のような透過性放射線を用いて、被検体の透視像を撮像する装置において、被検体が計測範囲外へはみ出した投影位置を正しく検討する。【解決手段】本発明は、リファレンス補正後の参照用検出器の出力が0となることに着目し、はみ出している投影位置を検出する図3のはみ出し検出手段7と、この結果により、はみ出しの無い投影位置の参照用検出器の出力の平均値を求める平均値算出手段8、この平均値により再度は見出しを検出するはみ出し検出手段9により構成されている。【効果】被検体が計測範囲外へはみ出した投影位置を正しく検出することが可能となる
請求項(抜粋):
ファンビームX線源と、これに対抗して設けられてファンビームX線を検出する多チャンネル形X線検出器と、主X線検出器の両側に近接して設けられた参照用X線検出器と、より成り、上記X線源と多チャンネル形主X線検出器とを互いに対向させて、上記X線検出器を含めて回転させてX線計測を行い、CT断層像を得るX線CT装置において、被検体の有効視野はみ出し検出手段を備えると共に、この検出手段は、投影角度毎に、両側の参照用検出器の検出値IL,IRを用いて自己リファレンス補正する手段と、この両側の自己リファレンス補正値I'L,I'Rから、その投影角度で、両側のいずれかに被検体のはみ出しがあるかの判定、又は両側のいずれにもはみ出しがないとの判定を行う手段と、この判定結果をもとに、はみ出しがないと判定された全投影角度での参照用検出器の検出値IL,IRから平均値ML,MRをそれぞれ求める手段と、はみ出しのないと判定された全投影位置のそれぞれについて、両側参照用X線検出器ILとML、IRとMRとの間でそれぞれ大小比較をして、その投影位置での被検体のはみ出しの有無を判定する手段と、を備えたX線CT装置。

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