特許
J-GLOBAL ID:200903078702100733

芳香族炭化水素の製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-355084
公開番号(公開出願番号):特開平5-058919
出願日: 1991年12月20日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】 炭素数2〜7の脂肪族炭化水素を芳香族炭化水素に転化させる方法において、反応生成物のフロー工程を改良することで触媒の活性低下による芳香族収率低下の問題を解決する。【構成】 (イ)原料脂肪族炭化水素と、メタンおよび/又はエタンを含む軽質炭化水素ガスとの混合物をアルミノガロシリケートを主成分とする触媒を保持する転化反応帯域1に通過せしめた後反応生成物を第一分離帯域2,3,4にて分離ガスと分離液とに分離し、分離ガスを水素分離装置6で水素含有ガスとメタン及び/又はエタン含有率の高いリサイクルガスとに分離する。一方、第一分離帯域からの分離液を第二分離帯域5にて、芳香族炭化水素と低沸点炭化水素ガスとに分離する。この低沸点炭化水素ガスと前記リサイクルガスを軽質炭化水素ガスとして原料脂肪族炭化水素ガスに混合する工程。そして、転化反応帯域1において、反応温度を連続的又は段階的に上昇させて芳香族収率を一定範囲に保持する。
請求項(抜粋):
炭素数2〜7の脂肪族炭化水素から芳香族炭化水素を製造する方法において、(イ)原料脂肪族炭化水素と、メタンおよび/又はエタンを含む軽質炭化水素ガスとの混合物をアルミノガロシリケートを主成分とする触媒を保持する転化反応帯域に通過せしめる工程、(ロ)該転化反応帯域からの反応生成物を第一分離帯域にて分離ガスと分離液とに分離する工程、(ハ)該分離ガスを水素含有ガスとメタンおよび/又はエタン含有率の高いリサイクルガスとに分離する工程、(ニ)上記第一分離帯域からの分離液を第二分離帯域にて、芳香族炭化水素と低沸点炭化水素ガスとに分離する工程、(ホ)該低沸点炭化水素ガスと前記リサイクルガスを軽質炭化水素ガスとして原料脂肪族炭化水素ガスに混合する工程、からなり、該転化反応帯域において、反応温度を連続的又は段階的に上昇させて芳香族収率を40〜75重量%の範囲に保持することを特徴とする芳香族炭化水素の製造方法。
IPC (7件):
C07C 15/04 ,  B01J 29/06 ,  C07C 2/76 ,  C07C 15/06 ,  C07C 15/08 ,  C10G 35/095 ,  C07B 61/00 300

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