特許
J-GLOBAL ID:200903078705550632
ドライブシャフトのための2つの成形部材を有する長さ補償装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-238615
公開番号(公開出願番号):特開平7-151133
出願日: 1994年09月07日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】【目的】 軸方向の移動のために必要な力が僅かであり、かつ切削加工なしの変形工程でエンボス加工された側面を有して簡単に製造されることができる長さ補償装置を提供する。【構成】 2つの管状成形部材、つまり外側成形部材6と内側成形部材7とを有するカルダン軸のための長さ補償装置4に関しており、外側成形部材6が周方向でずらされた凹みによって製造された2つの楔状部を有しており、楔状部が、外側成形部材6の残りの円形リング状横断面の内面を越えて内方へ突入していてかつ内側成形部材7の溝11内に係合しており、この内側成形部材の溝11が同様に凹みを有しており、これにより、高いトルクを伝達するのに適する成形部材対が生ぜしめられ、さらに半径方向で突出する部材を有していない。
請求項(抜粋):
互いに内外に差し込まれた管として構成された少なくとも2つの成形部材(6,7)、つまり外側成形部材(6)と内側成形部材(7)とを有しており、これらの成形部材はその縦軸線(X)に沿って互いに軸方向に移動可能でありかつトルクの伝達のために使用され、さらに外側成形部材(6)及び内側成形部材(7)の壁が、横断面において部分的に円形リング区分として構成されており、かつそれぞれ、縦軸線(X)に対して平行に延びていてこの縦軸線(X)に向かって内方へ向かう凹みの形で変形された少なくとも1つの凹部を備えており、この凹部によって外側成形部材(6)の壁に楔状部(8)を、かつ内側成形部材(7)の壁に前記楔状部(8)に係合するための溝(11)を形成しており、さらに楔状部(8)及び溝(11)の側面(14,15;16,17)が、該側面の仮想延長部が側面(14,15;16,17)の間の中心を通って延びていてかつ中心軸線(18,18a)内の縦軸線(X)を含む中央平面(21,21a)と交差していて、しかも仮想延長部が、縦軸線(X)からそれぞれの凹部に向かって間隔(19,19a)を有して平行にずらされているように、傾斜して延びている形式の、農業用装置の駆動部からの、あるいはその駆動部への駆動ストランド内のドライブシャフト、特に自在継手軸のための長さ補償装置において、横断面で見て、外側成形部材(6)の楔状部(8)を形成する壁区分(14a,10a,15a)が、第1の円形リング区分(9)から出発していてかつ側面(14,15)を有する2つの側面区分(14a,15a)と、これら両方の側面区分を結合していて縦軸線(X)に心定めされた円弧として延びる頂部区分(10a)とから成っており、さらに内側成形部材(7)の溝(11)を形成する壁区分(16a,17a,13a)が、円形リング区分(12)から出発していて側面(16,17)を有する2つの側面区分(16a,17a)と、これら両方の側面区分を結合していて縦軸線(X)に心定めされた円弧として延びる基礎区分(13a)とから成っており、間隔(19,19a)が、外側成形部材(6)の延長される両側面(14,15)の間、及びと内側成形部材(7)の延長される両側面(16,17)の間でそれぞれ閉じられた角度(A,B)が、少なくとも12°の角度差(C)だけ、隣接の円形リング区分(9もしくは12)への移行領域において同じ開放幅の場合に延長された側面(14,15;16,17)が縦軸線(X)に関して半径方向で延びる際に生じる角度より大きくなるように設計されており、さらに頂部区分(10a)の頂面(10)と、これに対向して位置する基礎区分(13a)の基面(13)との間に半径方向間隔が存在しており、さらに両方の成形部材(6,7)の楔状部(8)と溝(11)との互いに許容される最大の分割誤差から生じる、成形部材(6,7)の半径方向調整が、外側成形部材(6)の円形リング区分(9)の内面(9a)と内側成形部材(7)の円形リング区分(12)の所属の外面(12a)との間の半径方向間隔より小さく設計されていることを特徴とする、ドライブシャフトのための2つの成形部材を有する長さ補償装置。
IPC (2件):
引用特許:
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