特許
J-GLOBAL ID:200903078708991222

内燃機関のノッキング検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-038456
公開番号(公開出願番号):特開平6-249047
出願日: 1993年02月26日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】 過渡時におけるノッキングの誤判定を防止できるとともに、エンジン運転の定常、過渡を問わずノック検出精度を向上させ、しかも、全運転状態での最適化点火時期制御を可能とし、かつ、機関出力、燃費、エミッションを向上させる。【構成】 周波数分析から得られる出力からノッキング判定指標を算出する演算手段と、このノッキング判定指標と運転領域毎に予めメモリー設定されたノッキング判定検出用閾値との比較によりノッキング発生を判定する手段と、内燃機関の過渡運転状態を判別する過渡状態判別手段とを備えるとともに、この過渡状態判別手段により過渡運転状態を判定したときにノッキング判定用閾値に補正を行うように構成されている。
請求項(抜粋):
内燃機関の振動を検出する振動センサと、該振動センサの出力に含まれる少なくとも2つ以上の所定の周波数成分をそれぞれ独立に分析する周波数分析手段と、該周波数分析手段により算出された各々の周波数毎のノック周波数成分と、点火毎又はクランク角度毎に前記周波数毎のノック周波数成分の平滑化処理により算出されるバックグランドレベルとの比率を各周波数毎に算出し、少なくとも2つ以上の比率合計を行うことにより、ノッキング判定指標を算出する演算手段と、前記ノッキング判定指標と、運転領域毎に予めメモリー設定されたノッキング判定検出用閾値との比較によりノッキングの発生を判定する手段と、前記判定されたノッキングの状態により点火時期を制御する点火時期制御手段とを備えた内燃機関のノッキング検出装置であって、内燃機関の過渡運転状態を判別する過渡状態判別手段と、前記過渡状態判別手段により過渡運転状態を判定したときに前記ノッキング判定用閾値に補正を行う補正手段と、を備えたことを特徴とする内燃機関のノッキング検出装置。
IPC (3件):
F02D 45/00 368 ,  F02P 5/15 ,  G01H 17/00
引用特許:
審査官引用 (3件)

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