特許
J-GLOBAL ID:200903078714371376

紙幣入出金装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金倉 喬二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-042205
公開番号(公開出願番号):特開平7-249152
出願日: 1994年03月14日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】 簡易にしてしかも小型の搬送路構成にて従来より一般的に紙幣入出金装置に要求されている機能である入金,出金,補充,回収などの諸動作の処理を可能とした小型で高性能の紙幣入出金装置を提供する。【構成】 紙幣入出金装置の紙幣搬送路を、双方向に搬送可能な環状の主搬送路Aと、この主搬送路Aと各紙幣分離・集積部との間を接続する複数の支搬送路によって構成する。そして、この主搬送路A上に双搬送方向共に鑑別可能な鑑別部4を配置し、この鑑別部4によって、分離,搬送,集積動作中にリジェクト紙幣が発生した時には紙幣分離部からの分離動作を直ちに中断し、主搬送路および支搬送路の駆動は継続させて既に繰り出し済みの紙幣はそのまま搬送させ、正常紙幣は所定の集積部へ集積すると共に、リジェクト紙幣はどこへも取り込まずに主搬送路A内を環状に搬送し続け、前記正常紙幣がすべて収納先へ集積が完了したならば前記主搬送路Aを逆方向へ搬送してリジェクト紙幣を逆方向に搬送し、リジェクト紙幣収納先へ集積するように制御する制御手段を備えることとした。
請求項(抜粋):
装置操作者との紙幣受け渡しを行う接客口より預け入れられた紙幣を装置内部に設けた内部紙幣収納庫内に収納すると共にこの紙幣を出金取引時に使用する紙幣還流機能と、前記内部紙幣収納庫に収納しきれなくなった余剰紙幣を回収したりあるいは内部紙幣収納庫内の紙幣が不足した時には出金用紙幣を補充する補充回収機能を有すると共に、前記接客口と前記内部紙幣収納庫との間、前記接客口と前記内部紙幣収納庫の手前で一時的に紙幣を保留する一時保留部との間、前記内部紙幣収納庫とこの内部紙幣収納庫より出金時に繰り出された紙幣のうち払い出しに不適であると鑑別されたリジェクト紙幣を収納するリジェクト紙幣収納庫との間、前記内部紙幣収納庫と、この内部紙幣収納庫に対し補充・回収用の紙幣を収納する補充回収収納庫との間、を互いに一方を紙幣分離部,他方を紙幣集積部(あるいは収納部)の関係で接続して両者間を紙幣搬送する紙幣搬送路を備え、かつこれら各紙幣搬送路には紙幣鑑別部を配設して成る紙幣入出金装置において、前記紙幣搬送路を、双方向に搬送可能な環状の主搬送路と、この主搬送路と各紙幣分離・集積部との間を接続する複数の支搬送路によって構成すると共に、前記主搬送路上に鑑別部を配置し、かつこの鑑別部は双搬送方向共に鑑別可能な構成とし、この鑑別部によって、分離,搬送,集積動作中にリジェクトと鑑別された紙幣が発生した時には紙幣分離部からの分離動作を直ちに中断し、主搬送路および支搬送路の駆動はそのまま継続させて既に繰り出し済みの紙幣は滞らせることなく搬送させて、前記鑑別部にて正常と鑑別された紙幣は各収納先の当該集積部へ集積すると共にリジェクト紙幣と鑑別された紙幣はどこへも取り込まずに主搬送路内を環状に搬送し続け、前記正常紙幣がすべて収納先へ集積が完了したならば前記主搬送路をそれまでの搬送方向とは逆方向へ搬送して前記リジェクト紙幣を逆方向に搬送してリジェクト紙幣収納先へ集積した後、前記紙幣分離部に未処理の紙幣が残っていないか、あるいは予定の処理枚数に達するまで上記紙幣処理動作を再開して動作を継続するように制御する制御手段を備えたことを特徴とする紙幣入出金装置。
IPC (3件):
G07D 13/00 ,  G07F 19/00 ,  G07D 9/00 416
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 現金入出金装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-041415   出願人:沖電気工業株式会社
  • 特公昭56-050300

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