特許
J-GLOBAL ID:200903078714611008

薄膜ELパネル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-208597
公開番号(公開出願番号):特開平10-055889
出願日: 1996年08月07日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 絶縁破壊の発生に伴う表示品位の低下を防止し、オイルシールを可能にして長期信頼性を確保する。【解決手段】 基板3の上に下部電極4、下部絶縁層6、EL発光層8、上部絶縁層7および上部電極5の順に形成された薄膜EL素子2と、カラーフィルタ9を形成した透光性基板10との距離11dを規制するためのスペーサ11は、上部電極5の側面と距離11aをあけて帯状に配置され、絶縁破壊によるカラーフィルタ9の変質・破壊を防止する。距離11aは、5μm以上50μm以下の範囲に、好ましくは10μm以上20μm以下の範囲に選ばれ、スペーサ11の厚み11bは、2μm以上100μm以下の範囲に、好ましくは5μm以上30μm以下の範囲に選ばれる。スペーサ11を設けたことによって間隙部15にもオイルを注入できる。
請求項(抜粋):
絶縁性を有する基板上に下部電極と透光性を有する上部電極とがこの順番に形成され、下部電極と上部電極との間に少なくともそれぞれ1層の絶縁層とEL発光層とを挟持した薄膜EL素子と、該薄膜EL素子の上部電極側に対向して配置されるカラーフィルタとを含み、薄膜EL素子の上部電極側からのEL光をカラーフィルタを介して出射する薄膜ELパネルにおいて、薄膜EL素子とカラーフィルタとの間隔を規制するスペーサを、薄膜EL素子とカラーフィルタとの間に、上部電極の側面と間隙をあけて配置したことを特徴とする薄膜ELパネル。
IPC (2件):
H05B 33/22 ,  G09F 9/30 365
FI (2件):
H05B 33/22 ,  G09F 9/30 365

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