特許
J-GLOBAL ID:200903078715650830

蒸発燃料処理用のキャニスタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 真一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-289143
公開番号(公開出願番号):特開平9-112356
出願日: 1995年10月12日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】[課題] 蒸発燃料処理用のキャニスタとして、蓄熱体の沈下偏在を防ぎ、活性炭の吸着能力と離脱能力を向上させる。[解決手段] コップ状のケース本体11の上下両端部に多孔板16とフイルタ部材17を重ねて配設し、対向フイルタ部材17の間を吸着室C2 となし、この吸着室C2 には、ペレット状の活性炭18からなる活性炭層Aと、活性炭より熱伝導率と比熱の大きなペレット状の蓄熱体19からなる蓄熱体層Bとを、最上部と最下部が活性炭層Aとなるように交互に複数段、積層配設し、これを蓋体12上のコイルばね20で上向きに付勢して保持し、蒸発燃料の吸着時に活性炭18に生じる熱を蓄熱体19で吸収するいち一方、離脱時には蓄熱体19の熱を活性炭18に移して、活性炭の吸着及び離脱の能力を向上させる。
請求項(抜粋):
少なくとも蒸発燃料の入口と離脱燃料の出口を有するコップ状のケース本体と、大気取入口を持ち又は持たないでその開放端を閉じる蓋体とからなり、ケース本体内に吸着室を形成するキャニスタにおいて、上記吸着室には、ぺレット状の活性炭からなる活性炭層と、活性炭より熱伝導率と比熱の大きなペレット状の蓄熱体からなり上記活性炭層より厚さの小さな蓄熱体層とを、最上部と最下部が活性炭層となるように交互に複数段積層配設し、これを蓋体側からばね付勢して保持したことを特徴とする蒸発燃料処理用のキャニスタ。
IPC (2件):
F02M 25/08 311 ,  F02M 25/08
FI (2件):
F02M 25/08 311 D ,  F02M 25/08 311 L

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