特許
J-GLOBAL ID:200903078717528985

光ピックアップ装置及び回折光学素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 三好 秀和 ,  高橋 俊一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-015877
公開番号(公開出願番号):特開2005-209298
出願日: 2004年01月23日
公開日(公表日): 2005年08月04日
要約:
【課題】第1,第2光記録媒体の基板厚さの異なりによって生じる球面収差を補正する。【解決手段】回折光学素子20は、光軸が通る中心点を中心とした所定径の内周領域内に非球面と回折面とを合成して階段状に突出させた内周側階段状回折パターン部20a1が輪帯状に形成され、且つ、内周側階段状回折パターン部20a1より外周側の外周領域に回折パターン部のない外周側平坦部20a2が内周側階段状回折パターン部20a1の高さよりも低い高さで輪帯状に形成されることで、内周側階段状回折パターン部20a2で第1,第2光記録媒体1,2の基板厚さの異なりによって生じる球面収差を補正すると共に、外周側平坦部20a2で第1レーザー光L1に対して色収差を補正することを特徴とする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
第1光記録媒体と、前記第1光記録媒体よりも記録密度が低く且つ前記第1光記録媒体よりも基板厚さが厚い第2光記録媒体と、前記第1,第2光記録媒体の各信号面を組み合わせて一体的に積層した組み合わせ型光記録媒体とを選択的に記録又は再生する光ピックアップ装置において、 前記第1光記録媒体に対応して波長が450nm以下の第1レーザー光を出射させる第1レーザー光源と、 前記第2光記録媒体に対応して前記第1レーザー光よりも波長が長い第2レーザー光を出射させる第2レーザー光源と、 前記第1レーザー光に対して色収差を補正するための色収差補正素子と、 前記第1レーザー光と前記第2レーザー光とを分離する第1,第2レーザー光分離手段と、 前記第1,第2光記録媒体の基板厚さの異なりによって生じる球面収差を補正するための回折光学素子と、 第1光記録媒体用として開口数(NA)が0.75以上に設定され、且つ、互いに対向する第1,第2面のうち少なくとも一方の面が非球面に形成されて、前記第1,第2レーザー光を前記第1,第2光記録媒体の各信号面に集光させる対物レンズとを少なくとも備え、 前記回折光学素子は、光軸が通る中心点を中心とした所定径の内周領域内に非球面と回折面とを合成して階段状に突出させた内周側階段状回折パターン部が輪帯状に形成され、且つ、前記内周側階段状回折パターン部より外周側の外周領域に回折パターン部のない外周側平坦部が前記内周側階段状回折パターン部の高さよりも低い高さで輪帯状に形成されることで、前記内周側階段状回折パターン部で前記第1,第2光記録媒体の基板厚さの異なりによって生じる球面収差を補正すると共に、前記外周側平坦部で前記第1レーザー光に対して色収差を補正することを特徴とする光ピックアップ装置。
IPC (4件):
G11B7/135 ,  G02B5/30 ,  G02B13/00 ,  G02B13/18
FI (5件):
G11B7/135 A ,  G11B7/135 Z ,  G02B5/30 ,  G02B13/00 ,  G02B13/18
Fターム (27件):
2H049AA03 ,  2H049AA13 ,  2H049AA57 ,  2H049AA64 ,  2H087KA13 ,  2H087LA01 ,  2H087NA01 ,  2H087PA01 ,  2H087PA17 ,  2H087PB01 ,  2H087QA02 ,  2H087QA05 ,  2H087RA05 ,  2H087RA12 ,  2H087RA46 ,  5D789AA17 ,  5D789AA41 ,  5D789BA01 ,  5D789CA16 ,  5D789EC01 ,  5D789EC03 ,  5D789FA08 ,  5D789JA09 ,  5D789JA44 ,  5D789JA47 ,  5D789JB02 ,  5D789LB05
引用特許:
出願人引用 (5件)
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