特許
J-GLOBAL ID:200903078720686532

光ファイバ用V溝

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 国平 啓次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-090381
公開番号(公開出願番号):特開2000-284138
出願日: 1999年03月31日
公開日(公表日): 2000年10月13日
要約:
【要約】【課題】 光ファイバの高強度融着接続の場合、従来は被覆部分をV溝上に載せていた。V溝と被覆とは、摺動抵抗が高すぎるため、V溝本体を前進後退させる必要があり、装置が複雑になる。また、被覆の径にバラツキがあるため、画像観察位置にバラツキが出て、結果的に接続部損失推定精度の低下を招く。特に定偏波光ファイバの場合は、V溝上で被覆部分を回転させると、被覆の偏肉やカールによってV溝上で暴れるため、従来は、高強度融着接続と定偏波光ファイバの接続は、両立不可能であった。【解決手段】 V溝10の溝面120に、例えば厚さ5μm程度の無電解ニッケルメッキの薄層40を設ける。こうすると、その上をガラスの裸ファイバが摺動しても、当該ファイバが傷付かない。よって、V溝上に裸ファイバを載せた状態で高強度融着接続ができる。定偏波光ファイバの高強度融着接続材料も可能になる。
請求項(抜粋):
光ファイバが、位置決めのために、内部に収納固定されるV溝であって、当該V溝の溝面に、ガラスの裸ファイバがその上を摺動しても、当該ファイバを傷付けない材料からなる薄層が、設けられていることを特徴とする、光ファイバ用V溝。
IPC (2件):
G02B 6/24 ,  G02B 6/40
FI (2件):
G02B 6/24 ,  G02B 6/40
Fターム (5件):
2H036JA03 ,  2H036LA03 ,  2H036LA04 ,  2H036LA05 ,  2H036MA11

前のページに戻る