特許
J-GLOBAL ID:200903078729272919

プロペンの重合体及びその製造方法、並びにその使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田代 烝治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-078442
公開番号(公開出願番号):特開平11-335499
出願日: 1999年03月23日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 弾性率/耐衝撃強度が、特に低温において改善され、且つ高い透明性と抽出物含量の低いプロペンの重合体。【解決手段】 50〜99.9重量%のイソタクチックプロペン共重合体A’及び0.1〜50重量%のプロペン(単独)重合体B’からなるA’が、80〜99.9モル%のプロペン及び0.1〜20モル%のエテン及び/又はC4 〜C12-1-オレフィンからなり、全てのプロペン2単位連鎖の少なくとも80%がイソタクチックメソ2単位連鎖であり、キシレン溶解量と融点TM、引張弾性率とTMが所定の関係にあり、B’が、80〜100モル%のプロペン及び0〜20モル%のエテン及び/又はC4 〜C12-1-オレフィンからなり、全てのレジオ規則的プロペン2単位連鎖の少なくとも55%がイソタクチックメソ2単位連鎖であり、50J/g未満の溶融エンタルピーΔHm が観察され、連鎖から結晶性が検出されないプロペンの重合体。
請求項(抜粋):
50〜99.9重量%のイソタクチックプロペン共重合体(A’)及び0.1〜50重量%のプロペン単独重合体又はプロペン共重合体(B’)からなるプロペンの重合体であって、a)上記プロペン共重合体(A’)が、80〜99.9モル%のプロペン及び0.1〜20モル%のエテン及び/又はC<SB>4</SB> 〜C<SB>12</SB>-1-オレフィンからなり、全てのプロペン2単位連鎖の少なくとも80%がイソタクチックメソ2単位連鎖であり、このプロペン共重合体(A’)が、下記の不等式(1): (X<SB>s</SB> )<542400exp(-0.1T<SB>M</SB> )+0.5 (1)を満足する20°Cにおけるキシレン溶解物質の割合(X<SB>s</SB> )を有し、下記の不等式(2): (E)>1.9×10<SP>-11</SP> (T<SB>M</SB> )<SP>6.34</SP>+180 MPa (2)[但し、上記不等式(1)及び(2)において、(T<SB>M</SB> )が融点(単位:°C)を表す。]を満足する、ISO527に準拠する引張弾性率(E)(単位:MPa)を有し、そしてb)プロペン単独重合体又はプロペン共重合体(B’)が、80〜100モル%のプロペン及び0〜20モル%のエテン及び/又はC<SB>4</SB> 〜C<SB>12</SB>-1-オレフィンからなり、全てのレジオ規則的プロペン2単位連鎖の少なくとも55%がイソタクチックメソ2単位連鎖であり、(B’)のDSC測定で50J/g未満の溶融エンタルピー(ΔH<SB>m</SB> )が観察され、そして連鎖から結晶性が検出されないことを特徴とするプロペンの重合体。
IPC (2件):
C08L 23/12 ,  C08L 23/10
FI (2件):
C08L 23/12 ,  C08L 23/10
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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