特許
J-GLOBAL ID:200903078746971162

交互する(ABA)▲下n▼ポリラクチドブロックコポリマー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高木 千嘉 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-518909
公開番号(公開出願番号):特表平8-506849
出願日: 1993年02月16日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】一般式R(A-B-A-L)xA-B-A-Rのポリマー及びそれらの製造が開示されている。この一般式において、-A-は、500〜40,000そして好ましくは2,000〜20,000の分子量を有するポリヒドロキシ酸残基好ましくは98〜100%のL-ラクチド又は98〜100%のD-ラクチドのどちらかのポリマーであり、-B-は、500〜20,000そして好ましくは2,000〜8,000の数平均分子量を有するオリゴマージオール又はジアミン残基である。前記ポリマーは、ラクトンを前記ジオール又はジアミンの上に重合させ、引き続いて生成するポリマーH-A-B-A-Hをジイソシアネート又は塩化ジアシルと反応させて、一般式中の-L-の連鎖延長単位を生成させることによって製造される。
請求項(抜粋):
分子量を有するオリゴマージオール残基又はオリゴマージアミン残基であり、-A-は、500〜40,000の数平均分子量を有する、ポリラクチド、ポリグリコリド又はこれらのコポリマーのどれかから成るポリヒドロキシ酸ブロックであり、xは1〜100であり、そして-L-は、8〜20の炭素原子を含む芳香族ハロゲン化ジアシル又はジイソシアネートから誘導されたジアシル残基であり、そして-Rは、水素又は末端をキャップする基である]のブロックコポリマーであって、10,000より大きい数平均分子量を有するブロックコポリマー。2.-B-が、 (i) に対応する構造、 (ii) [式中、mは2〜6であり、そして-R2-は、2〜20の炭素原子を有する二価の脂肪族、脂環式又は芳香族基である] に対応する構造、 (iii) [式中、-R3-は、6〜20の炭素原子を有する二価の脂肪族、脂環式又は芳香族基である] に対応する構造、並びに (iv) [式中、-R4は、末端ヒドロキシを有する、3〜10の炭素原子を含むアルキレン基であり、-R5は、水素、1〜20の炭素原子を含む飽和又は不飽和脂肪族基、6〜20の炭素原子を含む芳香族基、及び1〜20の炭素原子を含むペルフルオロアルキル基から成る群から独立に選ばれ、そしてnは15〜150である] に対応する構造 から成る群から選ばれた繰り返し単位を有するジオキシ基を末端に有するオリゴマージオール残基である、請求項1に記載のブロックコポリマー。3.-B-残基が2,000〜8,000の数平均分子量を有する、請求項2に記載のブロックコポリマー。4.-A-ブロックが2,000〜20,000の数平均分子量を有する、請求項3に記載のブロックコポリマー。5.-A-が、少なくとも98%のL-ラクチド又はD-ラクチドのどちらかから生成されたポリラクチドブロックである、請求項4に記載のブロックコポリマー。6.-B-が構造(R1-O)の繰り返し単位から生成される、請求項5に記載のブロックコポリマー。7.-R1-が-CH2CH2-である、請求項6に記載のブロックコポリマー8.-R1-が-CH2CH2CH2CH2-である、請求項6に記載のブロックコポリマー。9.-B-が構造 の繰り返し単位から生成される、請求項5に記載のブロックコポリマー。10.-B-がポリ(ブチレン-エチレンアジペート)である、請求項9に記載のブロックコポリマー。11.-B-が構造 の繰り返し単位から生成される、請求項5に記載のブロックコポリマー。12.-B-がポリカプロラクトンである、請求項11に記載のブロックコポリマー。13.500〜20,000の数平均分子量を有するオリゴマージオール又はオリゴマージアミン、H-B-Hを、式: [式中、R5及びR6は、H、1〜10の炭素原子の脂肪族基若しくは6〜12の炭素原子の芳香族基であり、そしてmは2〜10である]、 又は [式中、-R7、-R8、-R9及び-R10は、同一又は異なっていてそして1〜10の炭素原子の脂肪族基若しくは6〜12の炭素原子の芳香族基である] のヒドロキシカルボン酸のラクトンと反応させて、ポリマーH-A-B-A-H[式中、-A-ブロックは500〜40,000の数平均分子量を有する]を生成させ、ポリマーH-A-B-A-Hを8〜20の炭素原子を含むジイソシアネート又はハロゲン化ジアシルと反応させて、[式中、-L-は、ジイソシアネート又はハロゲン化ジアシルからの残基であり、そして-Rは、水素、又はハロゲン化ジアシル若しくはジイソシアネート若しくは末端をキャップする薬剤からの残基である]のポリマーを生成させることから成る、ブロックコポリマーを製造するための方法。14.-B-が、 (i) の構造の繰り返し単位から生成されたポリエーテル残基、 (ii) [式中、mは2〜6であり、そして-R2-は、2〜20の炭素原子を有する二価の脂肪族、脂環式又は芳香族基である] の構造の繰り返し単位から生成されたポリエステル、 (iii) [式中、-R3-は、6〜20の炭素原子を有する二価の脂肪族、脂環式又は芳香族基である] の構造の繰り返し単位から生成されたポリエステル残基、又は (iv) [式中、-R4は、末端アミノ又はヒドロキシを有する、3〜10の炭素原子を含むアルキレン基であり、-R5は、水素、1〜20の炭素原子を含む飽和又は不飽和脂肪族基、6〜20の炭素原子を含む芳香族基、及び1〜20の炭素原子を含むペルフルオロアルキル基から成る群から独立に選ばれ、そしてnは15〜150である] の構造の繰り返し単位から生成されたポリ(オルガノシロキサン)残基 である、請求項13に記載の方法。15.-B-単位が2,000〜8,000の数平均分子量を有する、請求項14に記載の方法。16.ラクトンを重合させて、2,000〜20,000の数平均分子量を有する-A-単位を生成させる、請求項15に記載の方法。17.ラクトンがラクチドである、請求項16に記載の方法。18.ラクチドが少なくとも98%のL範囲ラクチド又は少なくとも98%のD範囲ラクチドである、請求項17に記載の方法。に記載の方法。20.-R1-が-CH2CH2-である、請求項19に記載の方法。21.-R1-が-CH2CH2CH2CH2-である、請求項19に記載の方法。22.-B-が構造 の繰り返し単位から生成される、請求項17に記載の方法。23.-B-がポリ(ブチレン範囲エチレンアジペート)である、請求項22に記載の方法。24.-B-が構造 の繰り返し単位から生成される、請求項18に記載の方法。25.-B-がポリカプロラクトンである、請求項23に記載の方法。
IPC (3件):
C08G 63/60 NPS ,  C08G 18/42 NDW ,  C08G 63/06 NLP
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-228323
  • 特公平1-016248

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