特許
J-GLOBAL ID:200903078748513897

防振支持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-011629
公開番号(公開出願番号):特開平10-205573
出願日: 1997年01月24日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】支持体側の残留振動を荷重センサが正確に検出して全周波数領域における支持体側の振動を防止することが可能な防振支持装置を提供する。【解決手段】支持弾性体32と支持体28との間に装置ケース43を介在し、その装置ケース内の下側に、板バネ48を支持する支持部材44、50と、これら支持部材をヨーク52aの下面外周縁に当接させて電磁アクチュエータ52を配設し、荷重センサ54を、ヨークの下面の中央部と蓋部材54の中央部との間に挟み込んで配設し、蓋部材の外周係止部60をヨークの下面に当接した状態で装置ケースの開口端部にかしめ固定している。そして、支持弾性体を通じてエンジン側からヨークの外周側、蓋部材を介して支持体側に伝達される加振力に対して、ヨークの剛性を大きくするとともに、外周係止部と蓋本体58との間に設けた拡径筒部59の肉厚を薄くして蓋部材の剛性を低くしている。
請求項(抜粋):
振動体及び支持体間に介在する支持弾性体と、この支持弾性体によって画成された流体室と、この流体室内に封入された流体と、前記流体室の隔壁の一部を形成する磁化可能な可動部材と、この可動部材を変位させる電磁アクチュエータと、前記支持体側の残留振動を検出する荷重センサと、この荷重センサの検出結果に応じて前記電磁アクチュエータに対する制御信号を生成し出力するコントローラとを備え、前記支持弾性体と前記支持体との間に装置ケースを介在し、その装置ケース内の前記支持弾性体より支持体側に、前記可動部材を支持する環状の支持部材と、この支持部材をヨークの支持弾性体側を向く面の外周縁に当接させて前記電磁アクチュエータを配設し、前記荷重センサを、前記ヨークの前記支持体側を向く面の中央部と蓋部材の中央部との間に挟み込んで配設し、前記蓋部材の外周係止部を前記ヨークの支持体側を向く面の外周縁に当接した状態で、前記装置ケースの開口端部にかしめ固定した防振支持装置において、前記支持弾性体を通じて前記振動体側から前記ヨークの外周側、前記蓋部材を介して前記支持体側に伝達される加振力に対して、前記ヨークの剛性を大きくし、前記蓋部材の剛性を低くしたことを特徴とする防振支持装置。
IPC (2件):
F16F 13/06 ,  F16F 13/18
FI (2件):
F16F 13/00 620 U ,  F16F 13/00 620 Q
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 防振支持装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-288107   出願人:日産自動車株式会社

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