特許
J-GLOBAL ID:200903078748817551

メモリ管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内原 晋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-171504
公開番号(公開出願番号):特開平5-020168
出願日: 1991年07月12日
公開日(公表日): 1993年01月29日
要約:
【要約】【目的】 領域解放処理を行なわずに消滅したプロセスが確保したメモリを再利用することにある。【構成】 使用領域確保手段17では、プロセスからの領域確保要求により領域確保手段を使い領域ブロックを取得し、その領域ブロックを要求元のプロセスのプロセス管理ブロックの使用領域管理ブロックによって管理されている領域ブロックのリストに繋ぐ。使用領域解放手段18では、プロセスからの領域確保要求により領域ブロックを要求元のプロセスのプロセス管理ブロックの使用領域管理ブロックによって管理されている領域ブロックのリストから外し、その領域ブロックを前記領域確保手段を使い未使用状態にする。使用領域強制解放手段19では、プロセス終了検出手段14によってプロセスの終了が通知されると、そのプロセスのプロセス管理ブロックの使用領域管理ブロックによって管理されている領域ブロックのリスト上のすべての領域ブロックを使用領域確保手段17を使い未使用状態にする。
請求項(抜粋):
メモリを使用状況別に管理するための領域ブロックを有するメモリ管理対象領域と、使用されていない領域を持つ領域ブロックのリストを管理している未使用領域管理ブロックと、プロセスごとに存在し、起動されているプロセスに関する情報を保持するプロセス管理ブロックと、領域確保要求により領域ブロックを未使用領域管理ブロックによって管理されている領域ブロックのリストから外し、その領域ブロックを使用可能状態にする領域確保手段と、領域解放要求により領域ブロックを未使用領域管理ブロックによって管理されている領域ブロックのリストに繋ぎ、その領域ブロックを未使用状態にする領域解放手段と、プロセスの終了を検出するプロセス終了検出手段とを具備する情報処理システムのメモリ管理方法において、前記プロセス管理ブロック上に、そのプロセス管理ブロックにより識別されるプロセスが使用している領域を持つ領域ブロックのリストを管理する使用領域管理ブロックを設け、プロセスからの領域確保要求により前記領域確保手段を使い領域ブロックを取得し、その領域ブロックを要求元のプロセスのプロセス管理ブロックの使用領域管理ブロックによって管理されている領域ブロックのリストに繋ぐ使用領域確保手段と、プロセスからの領域確保要求により領域ブロックを要求元のプロセスのプロセス管理ブロックの使用領域管理ブロックによって管理されている領域ブロックのリストから外し、その領域ブロックを前記領域確保手段を使い未使用状態にする使用領域解放手段と、前記プロセス終了検出手段によってプロセスの終了が通知されると、そのプロセスのプロセス管理ブロックの使用領域管理ブロックによって管理されている領域ブロックのリスト上のすべての領域ブロックを前記使用領域確保手段を使い未使用状態にする使用領域強制解放手段とを実行することを特徴とするメモリ管理方法。
IPC (2件):
G06F 12/02 530 ,  G06F 12/02 540

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