特許
J-GLOBAL ID:200903078754347796

異方性が小さい高強度缶用薄鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-318660
公開番号(公開出願番号):特開平8-225855
出願日: 1994年12月21日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【目的】高強度を有し、耐時効性に優れ、そのうえ加工性とくにr値の面内異方性が小さい缶用薄鋼板の連続焼鈍による製造技術を提案する。【構成】C:0.004 wt%以下、 Si:0.02wt%以下、Mn:0.5 〜3.0 wt%、 P:0.02wt%以下、Al:0.020 〜0.05wt%、 N:0.008 〜0.024 wt%を含み、上記AlおよびNは、wt%Al/wt%N:2.0 超えの関係を満して含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる鋼スラブを、Ar3 変態点以上の終了温度で熱間圧延し、引き続き10°C/sec 以上の速度で650 °C以下まで冷却した後、550 〜400°Cの温度範囲で巻き取り、脱スケールを経て、82%以上の圧下率で冷間圧延し、その後、再結晶温度以上の温度範囲で連続焼鈍し、次いで調質圧延する。
請求項(抜粋):
C:0.004 wt%以下、 Si:0.02wt%以下、Mn:0.5 〜3.0 wt%、 P:0.02wt%以下、Al:0.020 〜0.05wt%、 N:0.008 〜0.024 wt%を含み、上記AlおよびNは、wt%Al/wt%N:2.0 超えの関係を満して含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる鋼スラブを、Ar3 変態点以上の終了温度で熱間圧延し、引き続き10°C/sec 以上の速度で650 °C以下まで冷却した後、550 〜400°Cの温度範囲で巻き取り、脱スケールを経て、82%以上の圧下率で冷間圧延し、その後、再結晶温度以上の温度範囲で連続焼鈍し、次いで調質圧延することを特徴とする異方性が小さい高強度缶用薄鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C21D 9/48 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/12
FI (5件):
C21D 9/48 H ,  C21D 8/04 A ,  C22C 38/00 301 R ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/12

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