特許
J-GLOBAL ID:200903078754836924

多検体均質蛍光免疫測定法のための振動装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-533651
公開番号(公開出願番号):特表2000-506981
出願日: 1997年03月19日
公開日(公表日): 2000年06月06日
要約:
【要約】均質な免疫蛍光測定法により、対象とされる検体に関して試料の分析を迅速に行うための装置と方法。装置は、上方値のコントロール試料部分、下方値のコントロール試料部分及び少なくとも一つのテスト試料部分を有するテストカートリッジを備える。これらの部分のそれぞれは、カートリッジ内のウェル内に収容された少なくとも一種類の予め装填された試薬を含み、下方値コントロール試料部分は検体を既知の低い濃度にて含み、上方値コントロール試料部分は検体を既知の高い濃度にて含む。カートリッジは、第1と第2の平行な平面状表面とこれらの間に延びる周縁部を有する平面状導波管を含むバイオセンサを備え、前記周縁部は光線を受けるための受光領域を有する。上方値のコントロール試料部分、下方値のコントロール試料部分及びテスト試料部分のそれぞれは導波管の表面を含むウェルを備え、それぞれの部分の内容物は導波管の表面上に固定された捕捉分子に接触する。捕捉分子は特定の検体に対して特異的に結合するように構成され、導波管表面を透過した光が照射することにより蛍光を発する。試料液中の検体の濃度は試料捕捉分子ウェル、下方値コントロール捕捉分子ウェル及び上方値コントロール捕捉分子ウェルの捕捉分子領域において生じる蛍光の強度を比較することにより決定される。
請求項(抜粋):
濃度が不明である少なくとも1種類の検体を含む液体試料を受けるためのポートを有する試料装置であって、ポートと予め決められた試料試薬が入れられた試料試薬ウェルとは互いに流体の移動が可能であるように連通し、試料試薬ウェルと試料捕捉分子ウェルとは互いに流体の移動が可能であるように連通する前記試料装置と、少なくとも一種類の検体を既知の低い濃度にて含む予め決められた下方値コントロール試薬が入れられた下方値コントロール試薬ウェルを有し、前記下方値コントロール試薬ウェルと下方値コントロール捕捉分子ウェルとは互いに流体の移動が可能であるように連通する下方値コントロール装置とを備えるハウジングと、 導波管材料を含む壁をそれぞれの付近に有する前記試料捕捉分子ウェル及び前記下方値コントロール捕捉分子ウェルと、 前記試料捕捉分子ウェルと前記下方値コントロール捕捉分子ウェルのそれぞれの内部に配置される少なくとも一箇所の捕捉分子を含む領域であって、それぞれが所定の導波管材料に対して取り付けられる前記捕捉分子領域とを特徴とする均質な免疫蛍光測定法を行うためのアッセイカートリッジ。
IPC (4件):
G01N 33/543 521 ,  G01N 33/543 501 ,  G01N 33/543 575 ,  G01N 33/543 595
FI (4件):
G01N 33/543 521 ,  G01N 33/543 501 B ,  G01N 33/543 575 ,  G01N 33/543 595

前のページに戻る