特許
J-GLOBAL ID:200903078755536908

部品整送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯阪 泰雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-311356
公開番号(公開出願番号):特開平10-139135
出願日: 1996年11月07日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 軸心が同一の頭部と胴部とからなる円筒状または円柱状部品について頭部を上にした直立姿勢を高い達成率で確保し得る部品整送装置を提供すること。【解決手段】 捩り振動パーツフィーダ10のボウル21におけるトラック24の下流端から反転段差27を介して移送方向に向かって若干下向き傾斜の傾斜トラック34を滑落させる間にガラスピンGを胴部Bが前にした横臥姿勢とさせ、側壁としてのガイドバー43を備えた狭幅の上段平板トラック44においてガラスピンGを単列とした後、ガイドバー43で移送の向きを曲げて直立化段差47を落下させることにより直立姿勢とさせる。次いで、選別トラック64の狭幅部64nにおいてガラスピンGの底面の1/2を支持しつつ、胴部Bの肩部分とで挟持される直立姿勢のガラスピンGは通過させるが、それ以外の姿勢のガラスピンGは排除し排出トラック84を経て排出シュート86から排出させる。
請求項(抜粋):
軸心が同一の頭部と胴部とからなる円筒状または円柱状の部品を直立姿勢にする直立化部と、直立姿勢以外の前記部品を排除する選別部とを設けた捩り振動パーツフィーダからなる部品整送装置において、前記直立化部が前記捩り振動パーツフィーダのボウルにスパイラル状に形成されたトラックから反転段差を介して接続され、移送方向へ向かって若干下向き傾斜とされると共に前記ボウルの径外方へ向かって若干下向き傾斜とされて側壁を備えた傾斜トラックと、該傾斜トラックに接続され、前記ボウルの径外方へ向かって若干下向き傾斜とされて側壁的なガイドバーを備え、かつ該ガイドバーに接して移送される横臥姿勢の前記部品が単列で通過し得る狭幅とされ、更にはその中流部において拡幅部が付加された上段平板トラックと、前記拡幅部の下流側において前記上段平板トラックの直上を斜交するように曲げられた前記ガイドバーと前記拡幅部の下流端との間において、前記上段平板トラックの内周側端縁から下方への段差と前記拡幅部の下流端から下方への段差とによって下流側に向かってV字形状に開いて形成された直立化段差と、該直立化段差を介して接続され、前記上段平板トラックの下流部の内周側において、前記ボウルの径外方へ向かって若干下向き傾斜とされた下段平板トラックの内周側縁部に、前記直立化段差を落下する前記部品の底面の前記ボウルの径内方を向く部分を支え、かつその下流端は前記下段平板トラックと合一するように高さをテーパー状に漸減させて形成された内周堤、または同等の傾斜を与える傾斜面とからなり、スパイラル状の前記トラックから前記反転段差を落下する前記部品が前記傾斜トラックを滑落する間に前記胴部を前にし前記頭部を後にした横臥姿勢とされ、次いで前記上段平板トラックにおいて前記ガイドバーに接することにより幅方向に位置決めされて移送される間に前記部品が単列化され、更には前記部品は前記ガイドバーに導かれて移送の向きを前記上段平板トラックと斜交する方向へ曲げられた後、前記直立化段差において前記胴部を下側にして落下し、前記部品の底面の前記ボウルの径内方を向く部分が前記下段平板トラック上の前記内周堤または同等な斜面に支えられることにより、前記頭部を前記ボウルの径外方へ向けるように傾斜されて前記下段平板トラックを逸脱することなく直立化され移送されることを特徴とする部品整送装置。
IPC (2件):
B65G 47/14 101 ,  B65G 27/02
FI (2件):
B65G 47/14 101 B ,  B65G 27/02

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