特許
J-GLOBAL ID:200903078758568878

ガス窒化排ガス処理方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-296419
公開番号(公開出願番号):特開平10-141648
出願日: 1996年11月08日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 窒化処理に伴って生じたガス窒化排ガスを効果的に処理し、環境汚染が問題となる排ガス中のNOx 濃度を下げる。【解決手段】 ガス窒化排ガスの少なくとも一部を燃焼装置に導き、前記ガス窒化排ガス中に含まれるアンモニア(NH3 )を燃焼させ、窒素(N2 )と水(H2 O)とに分解させる第1の工程と、第1の工程で発生した燃焼ガスを水槽に導き水と反応させることにより、前記燃焼ガス中の酸化窒素(NOx )を硝酸(HNO3 )もしくは亜硝酸(HNO2 )に変化させる第2の工程と、残余のガス窒化排ガスおよび/または前記燃焼ガスに含まれる未分解のNH3 を水槽に導き水と反応させることより水酸化アンモニウム(NH4 OH)に変化させる第3の工程と、前記第2工程で生成した硝酸もしくは亜硝酸と前記第3工程で生成した水酸化アンモニウムとを中和反応させる第4の工程とからアンモニアを分解する。
請求項(抜粋):
金属材料をアンモニア気流中で所定時間加熱し、前記金属材料の表面に窒化層を形成するガス窒化処理を行なう窒化処理容器から排出されるガス窒化排ガスの処理方法であって、前記ガス窒化排ガスの少なくとも一部を燃焼装置に導き、前記ガス窒化排ガス中に含まれるアンモニア(NH3 )を燃焼させ、窒素(N2 )と水(H2 O)とに分解させる第1の工程と、前記第1の工程で発生した燃焼ガスを水槽に導き水と反応させることにより、前記燃焼ガス中の酸化窒素(NOx )を硝酸(HNO3 )もしくは亜硝酸(HNO2 )に変化させる第2の工程と、残余のガス窒化排ガスおよび/または前記燃焼ガスに含まれる未分解のNH3を水槽に導き水と反応させることより水酸化アンモニウム(NH4 OH)に変化させる第3の工程と、前記第2工程で生成した硝酸もしくは亜硝酸と前記第3工程で生成した水酸化アンモニウムとを中和反応させる第4の工程と、を含むことを特徴とするガス窒化排ガス処理方法。
IPC (5件):
F23J 15/02 ,  B01D 53/58 ,  F23G 7/06 ZAB ,  F23G 7/06 ,  F23J 15/00
FI (5件):
F23J 15/00 C ,  F23G 7/06 ZAB J ,  F23G 7/06 ZAB B ,  B01D 53/34 131 ,  F23J 15/00 A

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