特許
J-GLOBAL ID:200903078759068011

四輪駆動車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-183896
公開番号(公開出願番号):特開平9-030285
出願日: 1995年07月20日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【課題】副駆動車輪と駆動伝達経路との切り離し動及び結合動作を行うホイールクラッチ機構が異常状態となっていることを検出する四輪駆動車を提供する。【解決手段】第1から第3の回転数検出手段105〜108により主推進軸32、副推進軸26及びホイールクラッチ機構18a18bより副駆動車輪側12FL、12FR側の前記駆動力伝達経路の回転数を検出する。そして、駆動力配分制御手段16により副推進軸への駆動力配分比を零として車両を2輪駆動状態としたときに、ホイールクラッチ制御手段23の制御によりホイールクラッチ機構の結合動作を一度だけ行う。そして、ホイールクラッチ機構の結合動作を行っているときに、第1から第3の回転数検出手段の検出結果を比較してそれらの検出結果が不一致である場合には、異常診断手段によりホイールクラッチ機構の結合動作が異常状態であると診断する。
請求項(抜粋):
車両の前後輪の何れか一方を主駆動車輪とし、他方を副駆動車輪として、変速機から伝達された駆動力を主推進軸及び副推進軸を介して前記主駆動車輪及び前記副駆動車輪に所定の駆動力配分比で配分する駆動力配分調整手段と、前記副推進軸と前記副駆動車輪との間の駆動力伝達経路の切り離し動作及び結合動作を行うドグクラッチ形式のホイールクラッチ機構と、前記主駆動車輪及び副駆動車輪の駆動力配分比を設定して前記駆動力配分調整手段を制御する駆動力配分制御手段と、前記ホイールクラッチ機構の切り離し動作及び結合動作を制御するホイールクラッチ制御手段とを備えた四輪駆動車において、前記主推進軸と前記主駆動車輪側との間の主駆動力伝達経路の回転数を検出する第1の回転数検出手段と、前記ホイールクラッチ機構より前記副推進軸側の副駆動力伝達経路の回転数を検出する第2の回転数検出手段と、前記ホイールクラッチ機構より前記副駆動車輪側の副駆動力伝達経路の回転数を検出する第3の回転数検出手段とを備えるとともに、前記駆動力配分制御手段により前記副駆動車輪への駆動力配分比を零として車両を2輪駆動状態としたときに、前記ホイールクラッチ制御手段の制御により前記ホイールクラッチ機構の結合動作を行う結合動作開始手段と、該結合動作開始手段により前記ホイールクラッチ機構の結合動作を行っているときに、前記第1から第3の回転数検出手段の検出結果を比較してそれらの検出結果が不一致である場合には前記ホイールクラッチ機構の結合動作が異常状態であると診断する異常診断手段とを備えたことを特徴とする四輪駆動車。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-146726

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