特許
J-GLOBAL ID:200903078764298653

射撃ゲームシステムおよびそれに用いられる外部記憶装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-358480
公開番号(公開出願番号):特開平5-177058
出願日: 1991年12月28日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 この発明の目的は、たとえ小さな標的であっても高精度で検出でき、しかも外乱光等による誤動作の生じにくい射撃ゲームシステムおよびそれに用いられる外部記憶装置を提供することである。【構成】 ビデオゲーム機1は、テレビジョン受像機4に照準マークを表示させる。プレーヤは銃おもちゃ5によってこの照準マークを射撃する。このとき、照準マークの座標位置と射撃された座標位置とのずれがビデオゲーム機1によって演算され、補正値として記憶される。ゲームモードにおいてプレーヤが標的を射撃するとき、その射撃された座標位置がビデオゲーム機1に記憶された補正値に基づいて補正される。
請求項(抜粋):
ラスタスキャン型のディスプレイに接続して使用されかつディスプレイに射撃ゲームのための画像を表示させる画像処理装置、前記画像処理装置に関連的に接続される受信機、および前記ディスプレイから離れた位置で使用されかつディスプレイに表示される標的を射撃するための銃おもちゃを備え、前記銃おもちゃは、プレーヤの操作に応答してトリガ信号を発生する操作手段と、前記ディスプレイ上に表示される標的からの光信号を検出する光信号検出手段と、前記操作手段から前記トリガ信号が発生されたことに応答して、前記光信号検出手段によって検出された光信号に基づく制御信号を送信する制御信号送信手段とを含み、前記受信機は、前記制御信号送信手段から送信された制御信号を受信する制御信号受信手段を含み、前記画像処理装置は、前記制御信号受信手段によって受信された前記制御信号に基づいて、前記銃おもちゃによって射撃された前記ディスプレイ上の位置に対応する射撃座標データを検出して出力する射撃座標データ検出手段と、前記ディスプレイ上に基準マークを表示するために必要な基準マーク座標データを少なくとも1つ記憶した第1の記憶手段と、ゲーム開始前、前記基準マーク座標データに基づいて前記ディスプレイ上に基準マークを表示させ、この基準マークが前記銃おもちゃによって射撃されたときに、前記射撃座標データと前記基準マーク座標データとを比較し、誤差データを求める誤差検出手段と、前記誤差データを記憶する第2の記憶手段と、前記ディスプレイ上に標的を表示するために必要な標的座標データを少なくとも1つ発生する標的座標データ発生手段と、ゲーム実行中、前記標的座標データに基づいて前記ディスプレイ上に標的が表示されたとき、前記射撃座標データを前記誤差データに基づいて補正し、補正座標データを出力する座標データ補正手段と、前記標的座標データと前記補正座標データとを比較することにより、前記銃おもちゃで前記ディスプレイの標的を射撃したときの命中判断を行う命中判断手段とを含む、射撃ゲームシステム。

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