特許
J-GLOBAL ID:200903078767291730

キャリアリーク抑制回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-171972
公開番号(公開出願番号):特開2001-007869
出願日: 1999年06月18日
公開日(公表日): 2001年01月12日
要約:
【要約】【課題】 キャリアリークを専用回路(部品)を使わずに検出し、回路構成を大きくせず、コストを低減し、良好な直交変調性能を得る。【解決手段】 送信データはDSP1のベースバンド変調部11で変調し、歪補正部12で歪補正し、キャリアリーク補償部13でキャリアリークを補償し、スイッチ15i,15q を介し出力し、D/A変換部2i、2qでアナログ変換し、直交変調部3で直交変調し、PA4で電力増幅し送信する。非送信時、スイッチを検出用信号生成部14側に切換え、キャリアリーク検出用のI、Q信号を出力し、D/A変換部で変換、直交変調部で変調し、PAの出力を分岐し、周波数変換部5に入力し、IF信号に変換し、A/D変換部6でサンプリングし、最小値検出部19に入力し、振幅が最小のポイントを検出し、このデータをキャリアリーク補償部13に帰還し、振幅最小のポイントがI、Q信号の原点となるように補償を行う。
請求項(抜粋):
入力データを変調するベースバンド変調部と、出力信号より帰還される直交変調された信号を復調する直交復調部と、直交復調部よりの信号の歪を検出する歪検出部と、歪検出部よりの信号に基づき前記ベースバンド変調部よりの信号を補償する歪補償部と、キャリアリーク検出のためのI信号およびQ信号を生成する検出用信号生成部と、出力信号より帰還される直交変調されたキャリアリーク検出用信号の最小値を検出する最小値検出部と、最小値検出部よりの信号に基づき前記歪補償部よりの信号のキャリアリークを補償するキャリアリーク補償部とからなるDSP(Digital Signal Processor)と、DSPよりのI信号およびQ信号をアナログ信号に変換するD/A変換部と、D/A変換部よりのI信号およびQ信号を直交変調する直交変調部と、直交変調部よりの信号を電力増幅し出力する電力増幅器と、電力増幅器の出力信号より分岐された信号を中間周波信号に変換する周波数変換部と、周波数変換部よりの信号をディジタル信号に変換するA/D変換部とからなり、A/D変換部よりの信号を前記DSPに入力し、前記直交復調部で復調し、復調された信号の歪を前記歪検出部で検出し、前記歪補償部に帰還し、前記最小値検出部でキャリアリーク検出用の直交変調信号の最小値を検出し、前記キャリアリーク補償部に帰還するようにしたキャリアリーク抑制回路。
IPC (2件):
H04L 27/00 ,  H04L 27/20
FI (2件):
H04L 27/00 A ,  H04L 27/20 A
Fターム (7件):
5K004AA05 ,  5K004FA05 ,  5K004FD06 ,  5K004FE10 ,  5K004FE11 ,  5K004FF02 ,  5K004FF05

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