特許
J-GLOBAL ID:200903078768093274
熱伝導率推定方法および熱伝導率推定装置
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-315064
公開番号(公開出願番号):特開2002-350379
出願日: 2001年10月12日
公開日(公表日): 2002年12月04日
要約:
【要約】【課題】 測定対象物に既に温度場が存在した場合にその場を乱すことなく又、測定対象物の関心領域のみの測定からその関心領域の熱伝導率を推定すること。【解決手段】 駆動装置2の駆動により温度センサ1で測定対象物4の関心領域の温度分布を、走査機構3により測定位置を移動させながら測定し、温度データと位置データとを対応付けてデータ記録手段7へ記録し、データ処理手段8で、前記記録された測定値によって記述される1階の空間偏微分方程式を解くことによって、既に温度場がある場合でもそれを乱すことなく関心領域内に与えられた参照伝導率に対する相対的な熱伝導率空間分布を推定できる。
請求項(抜粋):
温度検出器で測定対象物の関心領域内における温度場の各位置について順次温度を測定しその温度データと位置データとを対応させてデータ記録手段に記録し、更に、関心領域内に設けた参照領域から得られたデータを参照値とし、前記記録されたデータと参照値に基づいて、1階空間偏微分方程式を立て、これに対して有限差分法或いは有限要素法を適用し、有限差分法を使用した場合には数式1で表される連立方程式を得、【数1】更に、正則化パラメータα1 およびα2 を用いて数式2で表される汎関数e(s)が最小となる関係を表す数式3を求め、これから誘導した数式4により測定対象物の関心領域の熱伝導率の空間分布を表すベクトルsを求めることを特徴とする熱伝導率推定方法。【数2】【数3】【数4】
IPC (4件):
G01N 25/18
, G06F 17/12
, G06F 17/13
, G06F 17/16
FI (4件):
G01N 25/18 E
, G06F 17/12
, G06F 17/13
, G06F 17/16 K
Fターム (9件):
2G040AA01
, 2G040CA01
, 2G040DA02
, 2G040DA11
, 2G040DA15
, 2G040EA01
, 2G040HA08
, 5B056BB02
, 5B056BB04
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