特許

J-GLOBAL ID：200903078768209272

酸化物仮焼粉末、それを用いた酸化物磁性材料及びその製造方法

発明者： 安田 吉孝
出願人/特許権者： 株式会社トーキン
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-318707
公開番号（公開出願番号）：特開平10-144514
出願日： 1996年11月13日
公開日（公表日）： 1998年05月29日
要約：

【要約】【課題】 粒度分布が狭い酸化物磁性粉末及びそれを用いた、低コストで、しかも透磁率の高い酸化物磁性材料及びそれらの製造方法を提供すること。【解決手段】 主成分として、20〜30mol%の酸化マンガン(MnO)、20〜30mol%の酸化亜鉛(ZnO)、残部酸化第二鉄(Fe2O3)となる原料粉末に、副成分として、0.05wt%以下(0を含まず)の酸化ビスマス(Bi2O3)を添加し、600〜1100°Cで仮焼した後、さらに、副成分として、0.04wt%以下(0を含まず)の酸化ジルコニウム(ZrO2)、0.04wt%以下(0を含まず)の酸化クロム(Cr2O3)、0.02wt%以下(0を含まず)の酸化珪素(SiO2)及び0.04wt%以下(0を含まず)の酸化カルシウム(CaO)を添加し、バインダー混合、プレス成形、焼成し、結晶粒径の標準偏差を平均結晶粒径で除した値が55%以下である焼成体を得る。

請求項（抜粋）：

主成分が20〜30mol%の酸化マンガン(MnO)、20〜30mol%の酸化亜鉛(ZnO)、残部酸化第二鉄(Fe2O3)よりなり、副成分として、0.05wt%以下(0を含まず)の酸化ビスマス(Bi2O3)を含有することを特徴とする酸化物仮焼粉末。

IPC (3件)：

H01F 1/34 ,  C01G 49/00 ,  C04B 35/645

FI (3件)：

H01F 1/34 B ,  C01G 49/00 B ,  C04B 35/64 N