特許
J-GLOBAL ID:200903078770727850

双方向中継増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-362040
公開番号(公開出願番号):特開平6-216822
出願日: 1992年12月30日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】【目的】TDD方式(時分割同時送受話方式)で変調された無線周波数の信号を上り方向と下り方向の双方向に中継増幅するための双方向中継増幅器を提供する。 【構成】サーキュレーター(1)(2)により上り方向と下り方向を分岐し、増幅回路(3)あるいは(4)により増幅を行い、同軸ケーブル(10)あるいは対移動局アンテナ(52)から基地局(57)あるいは移動局(58)の方向に中継増幅する双方向中継増幅器に於て、入力レベル検出回路(5)(6)および出力レベル検出回路(7)(8)の検出出力にもとづいて制御用マイコン(9)により増幅回路(3)あるいは(4)の利得を制御するようにしたものである。
請求項(抜粋):
[請求項1]上り方向および下り方向の無線周波数帯の信号を増幅する増幅回路と、当該増幅回路の信号レベルを検出する検出回路と、当該検出レベルを比較して増幅回路の利得あるいは出力レベルあるいは入出力レベルの関係を制御するための制御回路を有することを特徴とする双方向中継増幅器。[請求項2]当該増幅回路が、ストレートアンプで構成されることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の双方向中継増幅器。[請求項3]当該増幅回路が、ミキサー回路およびストレートアンプを有することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の双方向中継増幅器。[請求項4]当該検出回路が、少なくとも増幅回路の入力あるいは出力あるいは途中段階の信号レベルを検出するように設けられることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の双方向中継増幅器。[請求項5]上り方向と下り方向を分岐する回路が少なくともサーキュレーターを有することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の双方向中継増幅器。[請求項6]当該制御回路が、下り方向については少なくとも増幅回路の出力レベルを、上り方向については少なくとも増幅回路の利得を制御するように設けられることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の双方向中継増幅器。[請求項7]少なくとも1個以上の指向性アンテナを有し、当該指向性アンテナが、金属性の地板あるいは反射板と、指向性アンテナの放射素子と、前記増幅回路を収納するためのケースから構成されることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の双方向中継増幅器。[請求項8]当該指向性アンテナが、ヘリカルアンテナであることを特徴とする特許請求の範囲第7項に記載の双方向中継増幅器。[請求項9]当該指向性アンテナが、少なくとも2個以上のアンテナ素子をアレイ状に配列して構成されることを特徴とする特許請求の範囲第7項に記載の双方向中継増幅器。[請求項10]当該反射板の指向性アンテナが、パラボラアンテナであることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の双方向中継増幅器。
IPC (2件):
H04B 7/26 ,  H04B 7/204

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