特許
J-GLOBAL ID:200903078773715399

無段変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-186558
公開番号(公開出願番号):特開平11-030321
出願日: 1997年07月11日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】アップシフト時等に不足するイナーシャトルク,即ち駆動系の回転変化に伴う慣性による入力負荷変化量を付加することでライン圧不足を回避する。【解決手段】検出されるエンジン回転数NE の変化速度(dNE /dt)に駆動系のイナーシャ係数Iを乗じてフィードバック側のイナーシャトルクTINP を算出すると共に、目標変速比CR が達成されたときに発生する入力回転数NPri の変化速度(dPPri /dt)からフィードフォワード側のイナーシャトルクTINR を算出し、何れか大きい方が無段変速機構への入力付加変化量としては大きいものであるとしてそれを代表的なイナーシャトルクTINに選択し、これをエンジントルクTE から得た基準入力トルクTPri0に付加してトータルな入力トルクTPri とし、これに基づいて目標とするライン圧PL0R を算出設定する。
請求項(抜粋):
溝幅が可変の一対のプーリで、巻回されるベルトを狭持する無段変速機構を有し、この一対のプーリの溝幅を変更することでベルトとプーリとの接触半径を変更して変速比を制御すると共に、ポンプで昇圧された作動流体を、無段変速機構用調圧弁への指令信号に応じた所定の流体圧に調圧して当該無段変速機構に供給するようにした無段変速機の制御装置にあって、少なくとも内燃機関の回転状態を検出する内燃機関回転状態検出手段と、少なくともこの内燃機関回転状態検出手段で検出された内燃機関の回転状態から当該内燃機関の出力を検出する内燃機関出力検出手段と、少なくとも変速時を含み、前記内燃機関を含む駆動系の回転変化の状態を検出する回転変化状態検出手段と、この回転変化状態検出手段で検出された駆動系の回転変化状態から、慣性による無段変速機構への入力負荷の変化量を検出する入力負荷変化量検出手段と、前記内燃機関出力検出で検出された内燃機関の出力及び前記入力負荷変化量検出手段で検出された入力負荷変化量に基づいて前記無段変速機構用調圧弁への指令信号を出力する作動流体圧制御手段とを備えたことを特徴とする無段変速機の制御装置。
IPC (5件):
F16H 61/04 ,  F16H 9/00 ,  F16H 59:14 ,  F16H 59:24 ,  F16H 59:42
FI (2件):
F16H 61/04 ,  F16H 9/00 D
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-136837

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