特許
J-GLOBAL ID:200903078776690362

ジャイロ効果を利用した吊荷姿勢制御装置及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-255756
公開番号(公開出願番号):特開平8-119573
出願日: 1994年10月20日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 外乱により回転させられたジンバルを吊荷の旋回に影響を与えることなく、ジャイロ効果を利用してオフセット位置に戻すことのできる吊荷姿勢制御装置。【構成】 ジャイロ枠1とジンバル枠6との間に設けられ両者を離接可能とする吊荷旋回用クラッチ21と、ジンバル8をオフセット位置に戻すときに傾転させるオフセット用傾転駆動モータ19及びウォームギヤからなるオフセット用傾転駆動部と、ジンバル8との間に設けられ両者を離接可能とするオフセット用傾転クラッチ17とを備える。ジンバル8をオフセット位置に戻すように傾転させる際に、オフセット用傾転クラッチ17が接続状態とされ、吊荷旋回用クラッチ21が切断状態とされる。
請求項(抜粋):
吊荷を吊下するために水平な姿勢で吊り下げられる吊り治具と、この吊り治具に固定されたジャイロ枠と、このジャイロ枠に対し鉛直な旋回軸を中心として旋回可能なジンバル枠と、このジンバル枠に対し該ジンバル枠の旋回軸を含む面と直交する回転軸を中心として回転可能なジンバルと、このジンバルに対し前記回転軸を含む面と直交するスピン軸を中心としてスピン可能なフライホイールと、前記ジンバル枠に搭載されてジンバルを正逆回転する回転駆動部と、前記ジンバルに搭載されてフライホイールをスピンさせるスピン駆動部とを備えた吊荷姿勢制御装置であって、前記ジャイロ枠とジンバル枠の間に両者を離接可能とする吊荷旋回用クラッチを設けるとともに、前記ジンバル枠から回転駆動部への反力トルクを封殺する機構を設けたことを特徴とするジャイロ効果を利用した吊荷姿勢制御装置。

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