特許
J-GLOBAL ID:200903078778943888

電歪効果素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-115617
公開番号(公開出願番号):特開平5-315663
出願日: 1992年05月08日
公開日(公表日): 1993年11月26日
要約:
【要約】【目的】電歪効果素子において、駆動中に絶縁破壊を起こした場合においても、短絡状態になり素子の機能を完全に失うことを防ぐと同時に、駆動回路内の他の電子部品が過電流により損傷するのを防ぐ。【構成】内部電極2内に低融点金属材料4が形成されており、この低融点金属材料4を介して内部電極2と外部電極5が接続されている。これにより、素子の表面や内部、あるいは絶縁体層において絶縁破壊が起こり短絡状態になっても、この時流れる過電流により発生するジュール熱によって低融点金属材料が融解もしくは揮発する。このため内部電極と外部電極の接続が遮断されるので、故障した一部を除き素子が機能し、また他の回路部品に損傷を与えることもない。
請求項(抜粋):
シート状の圧電セラミック部材と内部電極とが交互に重ね合わされた積層焼結体の対向する一対の側面に露出する内部電極導体の一方の端部が前記一対の側面において互い違いに絶縁物により絶縁され、前記内部電極導体の絶縁されていないもう一方の端部は前記側面ごとに設けられた外部電極に接続されている電歪効果素子において、前記積層焼結体の内部電極内に低融点金属材料が形成され、該低融点金属材料を介し前記内部電極と前記外部電極が接続していることを特徴とする電歪効果素子。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-291184
  • 特開昭63-056971

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