特許
J-GLOBAL ID:200903078779239483

電子聴診器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-513604
公開番号(公開出願番号):特表平8-503867
出願日: 1993年12月07日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】電子聴診器は、様々なタイプの騒音の影響を最小限に抑え、同時に当該の音の聴診を最適化し、かつ心臓外科医に機械心弁を聴診できるように設計される。電子聴診器は、患者の体内で発生した当該の音を検知して、このような音を電気信号に変換するプローブと、この電気信号に応答して当該の音を再生するオーディオアンプおよびイヤホンとを備える。聴診器は、(a)75Hzよりも低い周波数を含む範囲で震動のフィルタリングと当該の低周波数音声成分の通過を最適化する周波数応答を有する第1のフィルターユニットと、(b)周波数の関数において人間の耳の感度の変動を考慮に入れ、範囲110Hzないし1300Hzで周囲の騒音の減衰と当該の音の成分の通過を共に最適化する周波数応答を有する第2のフィルターユニットと、(c)機械心弁の音を通過させる第3のフィルターユニットと、(d)電気信号の振幅レベルを検出して、検出した振幅レベルが所定の振幅レベルしきい値よりも高いとき、オーディオアンプを瞬間的に繰り返しディスエーブルするために、このオーディオアンプにパルスを印加するパルス発生ユニットを活動化する、レベル検出器とを備える。
請求項(抜粋):
第1の手段自体が使用者の手で操作され、電気信号が、第1の手段自体の操作時に使用者の手の不随意ふるえ運動によって発生する低周波数騒音を含み、前記騒音と当該の音が共に、共通の低周波数範囲内に位置する周波数成分を有する、患者の体内で発生する当該の音を検知して前記音を前記電気信号に変換する前記第1の手段と、 前記電気信号から前記範囲の低い方の周波数中の騒音の成分の相当な部分をフィルタリングするための第2の手段、及び前記範囲の高い方の周波数中の前記音の成分の相当な部分を通過させるための第3の手段からなり、前記共通の低周波数範囲で前記電気信号を減衰するフィルターユニットと、 該フィルターユニットからの電気信号に応答して前記音を再生して、使用者がこの音を聞くことができるようにする第4の手段と を備えることを特徴とする電子聴診器。
IPC (3件):
A61B 7/00 ,  A61B 5/022 ,  A61B 5/025
FI (2件):
A61B 5/02 334 A ,  A61B 5/02 350
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-262844
  • 特開昭53-030187

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