特許
J-GLOBAL ID:200903078782745497
面ファスナー用雌係合部材とその製造装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野口 武男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-241804
公開番号(公開出願番号):特開2001-061516
出願日: 1999年08月27日
公開日(公表日): 2001年03月13日
要約:
【要約】【課題】設備費などの増加を伴わず、連続的な製造を可能にすると共に、平板状基材の溶融による固着であるにも関わらず、基材表面に接合固着されるパイル糸条に十分な固着強度が付与される生産性が高い面ファスナーの雌係合部材とその製造装置を提供する。 【解決手段】第一表面と第二表面とを有する平板状基材(11)の第一表面に成形された隆起部(11a) の上面に、表面に多数のパイル状係合素子(12)が表出する交絡糸条(14)の断面積の1/4以上が埋没して融着一体化されている。前記隆起部(11a) の存在により、平板状基材(11)の肉厚に関わらず、交絡糸条(14)を平板状基材(11)の隆起部(11a) によって強力に融着一体化される。なお、前記隆起部(11a) に代えて、交絡糸条(14)を局部的に平板状基材(11)の構成材料により被覆する被覆部(11b) を形成することもできる。
請求項(抜粋):
第一表面と第二表面とを有する平板状基材(11)の第一表面に多数のパイル状係合素子(12)を有してなり、相手方の面ファスナー用雄係合部材と面接合する面ファスナー用雌係合部材(10)であって、前記パイル状係合素子(12)は表面に多数のループを有するマルチフィラメントの交絡糸条(14)から構成され、前記平板状基材(11)の第一表面に複数条の隆起部 (11a)が延設されてなり、前記交絡糸条(14)が前記隆起部(11a) の上面部に、交絡糸条(14)の断面積の1/4以上を埋没して融着一体化されてなる、ことを特徴とする面ファスナー用雌係合部材。
Fターム (1件):
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