特許
J-GLOBAL ID:200903078786438335

ポリオキシアルキレン誘導体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳原 成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-117262
公開番号(公開出願番号):特開平7-316285
出願日: 1994年05月30日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【目的】 一方の末端にアルデヒド基、他方の末端に他の官能基を有するポリオキシアルキレン誘導体を、選択的に、しかも効率よく製造する。【構成】 (R1O)2CH-Y1-O-M+〔R1はアルキル基、Y1はアルキレン基、Mはアルカリ金属〕で表される重合開始剤の存在下にアルキレンオキシドを重合した後、得られた重合体を化学修飾して(R1O)2CH-Y1-O-(AO)n-Y2-R2〔nは5〜10000、AOはオキシアルキレン基、Y2はアルキレン基、R2は保護された水酸基、カルボキシル基、メルカプト基またはアミノ基〕で表される中間体を得、この中間体を酸の存在下に加水分解してCHO-Y1-O-(AO)n-Y2-X1〔X1は水酸基、カルボキシル基、メルカプト基またはアミノ基〕で表されるポリオキシアルキレン誘導体を製造する。
請求項(抜粋):
一般式(1)【化1】〔式中、pは0〜2の整数、qは0または1である。だたし、0≦p+q≦2を満たす。〕で表される環状オキシアルキレン化合物の1種または2種以上を、一般式(2)【化2】〔式中、R1は炭素数1〜8のアルキル基、Y1は炭素数1〜6のアルキレン基、Mはアルカリ金属を示す。〕で表される重合開始剤の存在下に重合し、一般式(3)【化3】〔式中、R1は炭素数1〜8のアルキル基、nは5〜10000の数、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基を示す。オキシアルキレン基は同一でも異なっていてもよく、またランダムに付加していても、ブロック状に付加していてもよい。Y1は炭素数1〜6のアルキレン基、Mはアルカリ金属を示す。〕で表される重合体を得、この重合体を化学修飾して一般式(4)【化4】〔式中、R1は炭素数1〜8のアルキル基、nは5〜10000の数、mは0または1、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基を示す。オキシアルキレン基は同一でも異なっていてもよく、またランダムに付加していても、ブロック状に付加していてもよい。Y1およびY2はそれぞれ炭素数1〜6のアルキレン基を示し、同一でも異なっていてもよい。mが0の場合、R2は水素原子、mが1の場合、R2は保護された水酸基、カルボキシル基、メルカプト基またはアミノ基を示す。〕で表されるポリオキシアルキレン誘導体を得、このポリオキシアルキレン誘導体を、酸の存在下に加水分解することを特徴とする一般式(5)【化5】〔式中、nは5〜10000の数、mは0または1、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基を示す。オキシアルキレン基は同一でも異なっていてもよく、またランダムに付加していても、ブロック状に付加していてもよい。Y1およびY2はそれぞれ炭素数1〜6のアルキレン基を示し、同一でも異なっていてもよい。mが0の場合、X1は水素原子、mが1の場合、X1は水酸基、カルボキシル基、メルカプト基またはアミノ基を示す。〕で表されるポリオキシアルキレン誘導体の製造方法。
IPC (2件):
C08G 65/32 NQH ,  C08G 65/26 NQN
引用特許:
出願人引用 (3件)

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