特許
J-GLOBAL ID:200903078787319127

ロールコータによる帯状体の塗装膜厚制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高矢 諭 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-281323
公開番号(公開出願番号):特開平5-220441
出願日: 1992年10月20日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】 ロールコータで鋼板等の帯状体を塗装する際に、広い範囲の塗装条件の下で塗装膜厚を高精度に制御することを可能とし、アプリケータロールのゴムの膨潤の程度が変化する場合でも安定した膜厚制御を可能とする。【構成】 塗料パン12内の塗料Pがピックアップロール14とアプリケータロール16の間の間隙 hPAを通して引き上げられ、その一部がアプリケータロール16に付着して供給流量 qA として鋼板Sの方向へ送られる。この供給流量 qAと、鋼板Sに転写されずにアプリケータロール16上に残ったまま間隙 hASから抜け出るリーク流量 qL との差を評価したモデル式:M={( qA - qL )・γ・C}/LSに基づいて鋼板Sに塗装される膜厚を制御する。γは塗料の比重、Cは塗料の固形分濃度、LSは鋼板Sの移動速度である。
請求項(抜粋):
少なくとも表面が弾性材で形成されたアプリケータロールを備えたロールコータにより、連続的に移動する帯状体に塗料を転写・塗装する際のロールコータによる帯状体の塗装膜厚制御方法において、アプリケータロールの回転により帯状体側へ送られる塗料の供給流量 qA と、帯状体に転写されずにアプリケータロールに残るリーク流量 qL との差を評価したモデル式に基づいて帯状体に塗装される膜厚を制御することを特徴とするロールコータによる帯状体の塗装膜厚制御方法。
IPC (4件):
B05D 1/28 ,  B05D 3/00 ,  B05D 7/14 ,  B05C 1/08
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-177578

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