特許
J-GLOBAL ID:200903078799455930

廃棄物処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹井 浩毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-345946
公開番号(公開出願番号):特開2004-174425
出願日: 2002年11月28日
公開日(公表日): 2004年06月24日
要約:
【課題】コスト高を招くことなく安全かつ効率良く資源回収が可能な廃棄物処理システムを提供する。【解決手段】有機性廃棄物を蒸発濃縮する蒸発濃縮装置100と、有機性廃棄物をメタン発酵させるメタン発酵装置200と、これらの装置の処理により生じた残渣に各種廃棄物を混合調整した被処理物を、乾燥ないし炭化する炭化処理装置10とを有し、炭化処理装置10では、還元雰囲気中で高温の循環蒸気により被処理物が乾燥ないし炭化される。また処理槽20から出た循環蒸気に含まれる余剰な排気を循環系外へ導き、前記処理槽20内を負圧状態に維持すると共に、余剰な排気を熱発生部40へ導入しそのまま燃焼させて脱臭ないし無害化処理を行う。加熱部30から回収した廃熱を高温水または蒸気として蒸発濃縮装置100およびメタン発酵装置200にそれぞれ導き熱源として利用する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
有機性廃棄物を廃熱および発生蒸気の凝縮熱の利用により蒸発濃縮し、所定濃度に濃縮した残渣を直接または各種廃棄物と混合調整し、これを循環蒸気によって乾燥ないし炭化することにより資源回収を可能とする廃棄物処理システムであって、 前記有機性廃棄物を発生蒸気の凝縮熱により蒸発濃縮する蒸発濃縮装置と、該蒸発濃縮装置の処理により所定濃度に濃縮された残渣、または該残渣に各種廃棄物を混合調整したものの何れかである被処理物を、循環蒸気によって乾燥ないし炭化する炭化処理装置とを有し、 前記炭化処理装置は、前記被処理物を混合可能な状態で収納し、該被処理物を乾燥ないし炭化させる処理槽と、該処理槽内に循環させる蒸気を高温に加熱する加熱部と、該加熱部に熱源としての熱風を循環系外から供給する熱発生部とを有し、 前記処理槽から出た循環蒸気に含まれる余剰な排気を循環系外へ導き、前記処理槽内を負圧状態に維持すると共に、前記余剰な排気を前記熱発生部へ導入しそのまま燃焼させて脱臭ないし無害化処理を行い、前記加熱部から回収した廃熱を高温水または蒸気として前記蒸発濃縮装置に導き熱源として利用することを特徴とする廃棄物処理システム。
IPC (6件):
B09B3/00 ,  B01D1/28 ,  C02F11/04 ,  C02F11/10 ,  C02F11/12 ,  C05F17/02
FI (11件):
B09B3/00 302C ,  B01D1/28 ,  C02F11/04 A ,  C02F11/10 Z ,  C02F11/12 A ,  C05F17/02 ,  B09B3/00 C ,  B09B3/00 D ,  B09B3/00 Z ,  B09B3/00 303M ,  B09B3/00 A
Fターム (44件):
4D004AA02 ,  4D004AA03 ,  4D004AA04 ,  4D004AB07 ,  4D004AC05 ,  4D004BA03 ,  4D004BA04 ,  4D004CA04 ,  4D004CA18 ,  4D004CA19 ,  4D004CA22 ,  4D004CA26 ,  4D004CA42 ,  4D004CA48 ,  4D004CB05 ,  4D004CB13 ,  4D059AA01 ,  4D059AA07 ,  4D059AA08 ,  4D059BA12 ,  4D059BA17 ,  4D059BA21 ,  4D059BA34 ,  4D059BB03 ,  4D059BD11 ,  4D059BD32 ,  4D059BJ01 ,  4D059BK12 ,  4D059CA01 ,  4D059CA04 ,  4D059CA07 ,  4D059CA16 ,  4D059CC01 ,  4D076AA02 ,  4D076AA24 ,  4D076BA08 ,  4D076FA04 ,  4D076FA11 ,  4D076FA22 ,  4D076HA09 ,  4D076JA03 ,  4D076JA04 ,  4H061AA03 ,  4H061GG50

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