特許
J-GLOBAL ID:200903078809640099
円周流式ポンプ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-183534
公開番号(公開出願番号):特開平7-071392
出願日: 1994年08月04日
公開日(公表日): 1995年03月14日
要約:
【要約】【目的】 搬送通路内への燃料の流入ひいてはポンプ効率を改善することにある。【構成】 円周流式ポンプが羽根車を有し、羽根車が両端面に周方向に亘って分配して配置された羽根を備えかつポンプ室内で回転する。ポンプ室を羽根車の回転軸線の方向で制限する壁部材内に、羽根車に面して、それぞれ1つの環状の搬送通路が形成され、両搬送通路が羽根車の外周部に亘って互いに接続されており、一方の壁部材内に吸込み開口が形成され、壁部材内に形成された前方の搬送通路が吸込み開口から分離されかつ羽根車の回転方向でみて吸込み開口の後方で初めて形成されており、他方の壁部材内に形成された後方の搬送通路が吸込み開口の周方向範囲に既に形成され、ポンプ運転中吸込み開口を介して燃料が後方の搬送通路内にのみ流入しかつ回転方向でみて吸込み通路の後方で初めて横断面を縮小された後方の搬送通路から横断面を拡大された前方の搬送通路内に充填される。
請求項(抜粋):
特に燃料を貯蔵タンクから自動車の内燃機関に搬送するための円周流式ポンプであって、羽根車(14)が周方向に亘って羽根車の両端面に分配して配置された羽根(36)を有していて、かつ、羽根車が、羽根車回転軸線(15)の方向でみて両側でそれぞれ1つの壁部材(22,24)によってかつ半径方向でケーシング部分(26)によって制限されたポンプ室(20)内で回転するようになっており、両壁部材(22,24)内にほぼ環状のそれぞれ1つの搬送通路(38,40)が配置されていて、かつ、両搬送通路(38,40)が羽根車(14)の外周部に亘って互いに接続されており、一方の壁部材(22)内に吸込み開口(42)がかつ他方の壁部材(24)内に吐出開口(30)が設けられている形式のもにおいて、吸込み開口(42)を有する壁部材(22)内に配置された前方の搬送通路(38)が羽根車(14)の回転方向(43)でみて吸込み開口(42)の後方で初めて完全な横断面で形成されており、吸込み開口(42)を持たない壁部材(24)内に配置された後方の搬送通路(40)が吸込み開口(42)の範囲で既に形成されており、後方の搬送通路(40)の横断面が回転方向(43)でみて吸込み開口(42)の後方で縮小されていることを特徴とする、円周流式ポンプ。
IPC (2件):
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