特許
J-GLOBAL ID:200903078825728737

動き補償フレーム間予測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-008792
公開番号(公開出願番号):特開平8-205194
出願日: 1995年01月24日
公開日(公表日): 1996年08月09日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、定められた複数個の代表点における動きベクトルから、画面内の全ての画素位置での動きベクトルを補間することにより、動画像の動き補償予測を行う方法において、変形歪みの少ない動き補償フレーム間予測画像を生成することにある。【構成】 画像の領域分割を行い、領域境界を輪郭線として検出する。検出した輪郭の近傍にある代表点の位置を、代表点を結んでできる格子の辺が検出した輪郭に沿うように修正する。修正された位置での代表点の動きベクトルを検出する。全ての画素の動きベクトルは、当該画素近傍の代表点から内挿計算により補間する。
請求項(抜粋):
動画像の符号化に際し、画面内に定められた複数個の代表点における動きベクトルからの画面内の全ての画素位置での動きベクトルを補間することで、動き補償フレーム間予測を行う装置において、代表点の初期配置を設定し代表点位置情報と代表点接続情報を出力する初期代表点配置設定手段と、入力画像を解析し輪郭線を検出する輪郭検出手段と、初回は前記初期代表点位置情報を、以降は修正代表点位置情報を代表点位置情報として選択し、前記代表点位置情報と前記代表点接続情報とを参照し、代表点を結んで構成される区画の境界線を検出し、前記区画境界線の位置情報を出力する区画境界線検出手段と、前記区画境界線の前記位置情報を用い、前記区画境界線毎の前記検出輪郭との適合度を評価し評価値を出力する区間境界線適応度評価手段と、前記代表点毎に注目する代表点に接続している複数の区画境界線の適合度評価値を用い、前記代表点の前記検出輪郭との適合度を評価し評価値を出力する代表点適応度評価手段と、前記代表点の適合度評価値を用い、前記代表点位置を修正し、修正代表点位置を出力し、前記修正結果が所定の終了条件を満たしているかを判定し、満たしていなければ区画の境界線を検出する手段の実行に戻る代表点位置修正手段と、前記代表点接続情報を用い、入力画像と参照画像とのフレーム間での動きベクトルを前記修正代表点位置で検出する動きベクトル検出手段と、前記修正代表点位置と前記代表点接続情報と前記動きベクトルおよび参照画像を用いて予測画像を生成し、出力する動き補償予測手段から構成されることを特徴とする動き補償フレーム間予測装置。
IPC (2件):
H04N 11/04 ,  H04N 7/32

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