特許
J-GLOBAL ID:200903078836480621

自動車用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-234531
公開番号(公開出願番号):特開平5-069740
出願日: 1991年09月13日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【目的】 運転者と同乗者との作業負荷量の違いを考慮し、運転者が不快を感じる前に、運転者に対する空調風の吹き出し状態を自動的に変更することにより、運転者の快適感を向上する。【構成】 制御装置40の働きで空調装置本体1が検出室温,設定室温,外気温,日射量などの熱環境情報により空調駆動し、温度調整された空調風がベンチレータ吹き出し口14から吹き出されている状態において、制御装置40が車速,転舵角速度,スイッチ・レバー操作量などの運転情報から運転者の運転に要する作業負荷量を演算し、この作業負荷量から運転者の代謝量(運転作業に伴う運転者の発熱量)を予測し、この代謝量により、ベンチレータ吹き出し口14内の風向設定器45を駆動制御する。これにより、上記空調風が運転者に、集中的に吹き出されるか、または、気流感をもって吹き出される。
請求項(抜粋):
熱環境情報により、温度調節された空調風を、吹き出し口から車室内に吹き出して、車室内を空調するようにした自動車用空調装置において、吹き出し口から空調風を対象乗員に集中して吹き出させる第1の吹き出しモードおよび対象乗員に気流感をもって吹き出させる第2の吹き出しモードが設定可能な風向設定手段と、車両の運転情報を検出する運転情報入力手段と、この検出された運転情報により運転者の運転に要する作業負荷量を演算する作業負荷演算手段と、この演算された作業負荷量から運転者の代謝量を予測演算し、この予測演算された代謝量に応じた吹き出しモード制御信号を前記風向設定手段に出力する吹き出しモード変更手段と、を備えたことを特徴とする自動車用空調装置。

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