特許
J-GLOBAL ID:200903078839177822

蒸散により冷却されるエンクロージャ及び該エンクロージャの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-107547
公開番号(公開出願番号):特開平8-327050
出願日: 1996年04月26日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【課題】 製作が容易で適切に冷却できるエンクロージャを提供すること。【解決手段】 多孔質の壁20の外面に接線方向に終端する複数の冷却液体分配パイプ30と、分配パイプ30に略直交し冷却流体供給手段14,40に接続される供給流路32とを設けた。分配パイプ30を供給流路32の間に延在せしめ、多孔質の壁20の内面において所定のヘッドロスを提供するように、各供給流路32を囲む2本の分配パイプ30に供給流路32のそれぞれを各注入レベルで接続する所定断面の校正ダクトを設けた。ヘッドロスは、多孔質の壁20に沿う冷却流量を最適化するように、冷却される領域の関数として調整されるようにした。
請求項(抜粋):
高温ガスを含み蒸散により冷却されるエンクロージャであって、内面がエンクロージャ(12,20)の内壁を形成する多孔質の壁(20)と、多孔質の壁(20)の外面へ冷却流体を送給する手段とを有し、該手段はエンクロージャ(12,20)の内壁とエンクロージャの外部封止体(10)との間に位置し、冷却流体の流れを蒸散により多孔質の壁(20)を通過させるエンクロージャにおいて、上記冷却流体送給手段は、多孔質の壁(20)の周りに規則的に配設され、複数の注入レベルで壁の外面に接線方向に終端する複数の冷却液体分配パイプ(30)と、該分配パイプ(30)に略直交し冷却流体供給手段(14,40)に接続される供給流路(32)とを有し、上記分配パイプ(30)は上記供給流路(32)の間に延在し、かつ、多孔質の壁(20)の内面において所定のヘッドロスを提供するように各供給流路(32)を囲む2本の分配パイプ(30)に上記供給流路(32)のそれぞれを各注入レベルで接続する所定断面の校正ダクトとをさらに有し、上記ヘッドロスは、多孔質の壁に沿う冷却流量を最適化するように冷却される領域の関数として調整されることを特徴とする蒸散により冷却されるエンクロージャ。

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