特許
J-GLOBAL ID:200903078845484885

光通信に使用する捕捉追尾機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和泉 雄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-038107
公開番号(公開出願番号):特開平5-027002
出願日: 1991年02月06日
公開日(公表日): 1993年02月05日
要約:
【要約】[目的] 本発明は精密なポインティングと見越し角の修正を、電気光学効果を応用した偏向器により電気的に行うことができ、超高速で作動すると共に、故障も少なく信頼性が高い宇宙光通信に使用する捕捉追尾機構を提供することを目的とする。[構成] 本発明は、変調器が光源からの光線を変調し、送信光学系が、この光線を所望の方向に送出させる様になっている。この送信光学系に形成された捕捉追尾機構が相手局を捕捉追尾し、この捕捉追尾機構に装備されたポインティング手段がポインティングを行い、見越し角補正手段が、見越し角を補正する様になっている。本発明のポインティング手段には偏向器が装備されており、この偏向器は、第1及び第2のプリズムを電気光学的効果を有する素材から構成し、第2のプリズムと第1のプリズムとを互いに直交する方向に配置し、駆動電圧を制御することにより、入射された光を所望の偏向角に偏向させることができる。同様に、見越し角を補正するための見越し角補正手段にも前記偏向器を装備させることができる。
請求項(抜粋):
光源と、この光源を変調するための変調器と、この光線を所望の方向に送出させる送信光学系とからなっており、この送信光学系には、相手局を捕捉追尾するための捕捉追尾機構が備えられており、この捕捉追尾機構には、ポインティングを行うためのポインティング手段と、見越し角を補正するための見越し角補正手段とが設けられており、このポインティング手段には偏向器が装備され、この偏向器が、電気光学的効果を有する素材から構成された第1のプリズムと、この第1のプリズムに形成され、該第1のプリズム本体に対して電圧を印加するための第1の透明電極と、前記第1のプリズムに直交する方向に配置され、電気光学的効果を有する素材から構成された第2のプリズムと、この第2のプリズムに形成され、該第2のプリズム本体に対して電圧を印加するための第2の透明電極と、前記第1の透明電極と該第2の透明電極に対して駆動電圧を供給するための駆動手段とからなっており、この駆動手段による駆動電圧を制御することにより、入射された光を所望の偏向角に偏向させる様に構成されていることを特徴とする光通信に使用する捕捉追尾機構。
IPC (5件):
G01S 3/782 ,  G01C 1/00 ,  G01S 3/786 ,  H04B 10/10 ,  H04B 10/22

前のページに戻る