特許
J-GLOBAL ID:200903078852218520

熱間走間板厚変更時のクラウン形状制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-171399
公開番号(公開出願番号):特開平7-024512
出願日: 1993年07月12日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】 熱間走間板厚変更時の形状不良部分を減少させることを可能にしたクラウン形状の制御方法を提供する。【構成】 1本の被圧延材の板厚を走間にて変更する熱間走間板厚変更を行うのに際して、各スタンドにおいて板厚変更点が到達する以前に、クロス角を後材Bのクロス角θBとの中間位置に変更すると同時に、当該スタンドにおける先行材Aの板クラウン目標値CAを維持するようにベンダー力を変更する工程と、その後、板厚変更点が当該スタンドに到達すると同時的に、ベンダー力の変更によって、当該スタンドでのクラウンを後行材Bの板クラウン目標値CBへ変更する工程と、板厚変更点が当該スタンドを通過した後、その時点の板クラウン目標値CBを維持しながらクロス角及びベンダー力の設定値をそれぞれ後材Bの設定値へ変更する工程とを有する。
請求項(抜粋):
被圧延材のクラウン形状を制御する手段としてクロスロール式の制御手段及びロールベンディング式の制御手段を備え、更に先行する仕上板厚に対応するA材の各スタンド出側板厚目標値hA、板クラウン目標値CA、クロス角θA、及びベンター力FAの設定を行う第1のパススケジュール計算手段と、後行する仕上板厚に対応するB材の各スタンド出側板厚目標値hB、板クラウン目標値CB、クロス角θB、及びベンダー力FBの設定を行なう第2のパススケジュール計算手段と、圧下位置変更及びロール速度変更のタイミングを指示するための板厚変更点トラッキング手段とを有する熱間連続圧延機の走間板厚変更時のクラウン形状制御方法において、1本の被圧延材の板厚を走間にて変更する熱間走間板厚変更を行うのに際して、先行するA材に対して設定されるクロス角θA及びベンダー力FAに対して、各スタンドにおいて板厚変更点が到達する以前に、クロス角を前記クロス角θBとの中間位置に変更すると同時に、当該スタンドにおける板クラウン目標値CAを維持するようにベンダー力を変更する工程と、その後、板厚変更点が当該スタンドに到達すると同時的に、ベンダー力の変更によって、当該スタンドでのクラウンを前記板クラウン目標値CBへ変更する工程と、板厚変更点が当該スタンドを通過した後、その時点の板クラウン目標値CBを維持しながらクロス角及びベンダー力をそれぞれ前記クロス角θB及び前記ベンダー力FBへ変更する工程とを有することを特徴とする熱間走間板厚変更時のクラウン形状制御方法。
IPC (3件):
B21B 37/38 ,  B21B 37/00 BBL ,  B21B 37/26
FI (3件):
B21B 37/00 116 B ,  B21B 37/00 BBL ,  B21B 37/00 114
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-351213

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