特許
J-GLOBAL ID:200903078871728806

流動層焼却炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 昌久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-181129
公開番号(公開出願番号):特開2000-018543
出願日: 1998年06月26日
公開日(公表日): 2000年01月18日
要約:
【要約】【課題】 高含水率の焼却物等の負荷変動に対応して、フリーボードの熱容量を高め、その負荷の変動に基づく局所的及び時間的温度異常を吸収可能とするとともに、フリーボードで発生する燃焼熱を還流させ砂層温度の適温維持に使用し助燃剤使用の低減を可能とする流動層焼却炉を提供する。【構成】 一次空気により形成される気泡流動領域10の砂層面上のスプラッシュ領域12bに、二次空気を導入させ、スプラッシュ領域に飛び出した粒子をその上方側のフリーボード13に同伴輸送させる同伴流動領域12とを具え、該二次空気により同伴輸送された粒子を分離器14とシールポット15を介して前記気泡流動領域10に流動媒体を還流させる還流部を具えて構成し、特に該シールポット15を、下方より吹込まれた貯溜制御用空気21により前記分離器14により捕集した粒子を貯留する貯溜ポット領域15aと該貯溜ポット領域15aを経由して下方より吹込まれた還流制御用空気20により前記粒子をダクト側に還流させる還流ポット領域15bとで構成する。
請求項(抜粋):
流動層下方より一次空気を吹き込みながら流動媒体の気泡流動化を図るとともに、該気泡流動領域の流動砂層面の気泡の破裂に伴って流動媒体の粒子が吹き上げられるスプラッシュ領域に二次空気を導入し、該二次空気により前記吹き上げ粒子をフリーボードを介して炉外に同伴輸送し、同伴輸送した粒子を分離器により捕集した後外部循環部を介して前記気泡流動領域へ還流させるようにした流動層焼却炉よりなり、上記外部循環部の分離器の下方に、分離器により捕集した粒子を一時貯溜した後ダクトを介して気泡流動領域に還流させるシールポットを設け、該シールポットが、下方より吹込まれた貯溜制御用空気により前記分離器により捕集した粒子を貯留する貯溜ポット領域と該貯溜ポット領域を経由して下方より吹込まれた還流制御用空気により前記粒子をダクト側に還流させる還流ポット領域とを具え、前記還流ポット領域下部よりの還流制御用空気の吹込み量制御により、気泡流動領域への流動媒体の還流制御を行なうことを特徴とする流動層焼却炉。
IPC (3件):
F23G 5/50 ZAB ,  F23G 5/30 ZAB ,  F23G 5/30
FI (4件):
F23G 5/50 ZAB E ,  F23G 5/30 ZAB B ,  F23G 5/30 ZAB S ,  F23G 5/30 ZAB E
Fターム (12件):
3K062AA11 ,  3K062AB01 ,  3K062AC01 ,  3K062AC02 ,  3K062BA02 ,  3K062CA01 ,  3K062CB05 ,  3K062CB06 ,  3K062DA02 ,  3K062DB07 ,  3K062DB08 ,  3K062DB09

前のページに戻る