特許
J-GLOBAL ID:200903078874950712

コンピュータシステム及びデータ転送方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-196202
公開番号(公開出願番号):特開平10-040172
出願日: 1996年07月25日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】本発明は、コンピュータシステム上の処理装置と補助記憶装置との間で受け渡されるデータに公開鍵暗号化方式を用いて暗号化を施す機能を設けて、製を規制するデータの保護を同一コンピュータシステム上に於いても行なう。【解決手段】補助記憶装置13は、公開鍵暗号方式を用いてデータの暗号化に必要な秘密鍵40をオペレーティングシステム30から取得し、その秘密鍵40を用いてデータを暗号化し、暗号化したデータの転送時には暗号化したことを知らせる。オペレーティングシステム30は、暗号化に必要な秘密鍵40を生成し、補助記憶装置13から得た公開鍵を用いて、この秘密鍵40を暗号化した後、補助記憶装置13に送り、補助記憶装置13からのデータの転送時に暗号化されたことを知らされた場合には、オペレーティングシステム30内部の出力信号処理ルーチン42に対しては暗号化されたデータを復号化して送る。
請求項(抜粋):
バスを介して処理装置と補助記憶装置との間でデータが受け渡されるコンピュータシステムに於いて、前記補助記憶装置に、公開鍵となる暗号化用の鍵及び復号化用の鍵を生成する手段と、前記処理装置よりデータを暗号化するための秘密鍵を取得する際に、前記暗号化用の鍵を前記処理装置に転送する手段と、前記処理装置より前記暗号化用の鍵により暗号化された秘密鍵を受けたとき、当該秘密鍵を前記復号化用の鍵を用い復号化処理して前記処理装置で生成した秘密鍵を取得する手段と、前記処理装置へ転送するデータを前記取得した秘密鍵を用いて暗号化処理し、秘密鍵を用いて暗号化したことを通知する信号とともに前記処理装置へ転送する手段とを有し、前記処理装置に、データの暗号化に必要な秘密鍵を生成する手段と、前記補助記憶装置より前記暗号化用の鍵を受け取ったとき、当該暗号化用の鍵を用いて前記内部で生成した秘密鍵を暗号化処理した後、前記補助記憶装置に転送する手段と、前記補助記憶装置より秘密鍵を用いて暗号化したことを通知する信号を受けたとき、前記補助記憶装置より受けたデータを前記内部で生成した秘密鍵を用いて復号化処理する手段とを有して、システム内でバスを介して受け渡される補助記憶装置の読出データに秘密鍵を用いて暗号化処理を施すことを特徴としたコンピュータシステム。
IPC (2件):
G06F 12/14 320 ,  H04L 9/08
FI (4件):
G06F 12/14 320 B ,  H04L 9/00 601 A ,  H04L 9/00 601 C ,  H04L 9/00 601 E

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