特許
J-GLOBAL ID:200903078877921268

後輪操舵装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-228302
公開番号(公開出願番号):特開平8-091241
出願日: 1994年09月22日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【目的】台形ねじ機構のガタに起因した騒音がより低減された後輪操舵装置を提供する。【構成】モータM により、減速機構R並びに台形雄ねじ部材2 及び台形雌ねじ部材3 を含む台形ねじ機構D を介して、後輪操舵軸5 が軸線方向に移動され後輪が操舵される。台形雌ねじ部材3 はハウジングH によって回転自在に支持され、台形雄ねじ部材2 は後輪操舵軸5 に軸線方向に一体移動可能に固定されている。バックラッシ調整機構E は軸受予圧用部材E1の円形内面E11 からなる円形支持面と、これに回転自在に支持された円形外面E21 及び円形外面E21 に対して偏心した円形内面E26 を有する調整部材E2と、調整部材E2を軸受予圧用部材E1に止定するロックナットE4とを備える。円形内面E26 によって後輪操舵軸5 が支持される。
請求項(抜粋):
ハウジングと、台形雄ねじ部材および台形雌ねじ部材を含み、上記ハウジング内に収容されてモータによって駆動される台形ねじ機構と、回転不能であってハウジングのタイロッド近傍側貫通孔を貫通した状態で軸線方向に移動自在に設けられ、上記台形ねじ機構によって軸線方向に移動させて後輪を操舵する後輪操舵軸とを備え、上記台形雄ねじ部材および台形雌ねじ部材の一方がアンギュラ玉軸受を介してハウジングによって回転自在に支持されると共に、他方が後輪操舵軸に軸線方向に一体移動可能に固定された後輪操舵装置であって、環状の部材からなり、上記ハウジングのタイロッド近傍側貫通孔にねじ嵌合された円形外面、及びこれに対して偏心した円形内面を有し、上記アンギュラ玉軸受の外輪を押圧する軸受予圧用部材と、後輪操舵軸を径方向に押圧することにより、台形雄ねじ部材と台形雌ねじ部材とのバックラッシを調整するバックラッシ調整機構とを備え、上記バックラッシ調整機構は、上記軸受予圧用部材の上記円形内面により構成される円形支持面と、環状の部材からなり、上記円形支持面に回転自在に嵌め合わされた円形外面、及びこれに対して上記円形内面の偏心を相殺するように偏心し且つ後輪操舵軸を支持した円形内面を有する調整部材と、上記調整部材を軸受予圧用部材に回転方向に固定可能なロック手段とを含んでいることを特徴とする後輪操舵装置。
IPC (2件):
B62D 7/14 ,  B62D 5/22

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