特許
J-GLOBAL ID:200903078879830561

トロコイド歯形を備えた流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 昌久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-194041
公開番号(公開出願番号):特開平9-025882
出願日: 1995年07月07日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【目的】 機械の重量増加なしに、あるいは重量増加を最小限にとどめて回転系の非対称構造に伴なう不平衡力を除去し、小型、軽量で以って高速化、大容量化がなされたトロコイド歯形を備えた流体機械を提供する。【構成】 トロコイド歯形を備えた流体機械において、カム軸に軸方向に沿って180°の位相を存する第1、第2カムを設け、該第1、第2カムに第1、第2インナロータを公転、自転可能に嵌合するとともに該第1、第2インナロータを第1、第2アウタロータに噛合せしめ、さらに吸入孔を有する回転吸入孔盤及び吐出孔を有する回転吐出孔盤をカム軸に互いに180°の位相で取付けて、カム軸と同期回転させ、第1、第2インナロータ及び回転吸入孔盤、回転吐出孔盤により不平衡力の動的釣合いをなす。
請求項(抜粋):
トロコイド歯形の外歯を有し、カム軸に公転及び自転可能に嵌挿されたインナロータを、トロコイド歯形の内歯を有するアウタロータに噛合し、両ロータの相対回転による噛み合い容積の変化により吸入口からの流体を吐出口に送出するように構成されたトロコイド式流体機械において、前記カム軸に円周方向に180°の位相を存して第1カムと第2カムとを設け、前記インナロータを、軸方向に第1インナロータと第2インナロータとに分設して、該第1インナロータを前記第1カムに、第2インナロータを前記第2カムに、夫々公転、自転自在に嵌合し、前記アウタロータを軸方向に第1アウタロータと第2アウタロータとに分設して、両アウタロータの内歯に前記第1インナロータ及び第2インナロータをこの順に嵌合し、作動流体の吸入孔が設けられるとともに不平衡重量を有する回転吸入孔盤及び作動流体の吐出孔が設けられるとともに不平衡重量を有する回転吐出孔盤を前記カム軸に双方の不平衡重量が互いに180°の位相をなすように、かつカム軸と同期して回転可能に取付け、前記第1、第2インナロータ部分、並びに回転吸入孔盤及び回転吐出孔盤の不平衡力を釣り合わせるように構成したことを特徴とするトロコイド歯形を備えた流体機械。
IPC (3件):
F04C 2/10 321 ,  F04C 2/10 341 ,  F04C 2/10
FI (3件):
F04C 2/10 321 B ,  F04C 2/10 341 E ,  F04C 2/10 341 B

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